【国際系】審査員特別賞受賞!第5回福山平成大学英語プレゼンテーションコンテスト
2024年02月17日
2024年2月17日、第5回福山平成大学大学英語プレゼンテーションコンテストが開催されました。
「学校や地域での活動」というテーマで、国際系2年次生から1チーム(2名)が参加しました。
福山市を中心に岡山県や広島県の高校が参加していました。
国際系での活動の概要を紹介した後、総社市日本語教室で学んだことを紹介しました。
年末から準備をはじめ、放課後も残って練習を重ねました。
緊張した中でパフォーマンスを発揮することはできましたが、もう少しうまくできた、
もうちょっと追い込んで練習しておけばよかったと悔しさも残る発表となりました。
しかし、結果として審査員特別賞を受賞することができました。
金賞も十分にとることができたなと非常に悔しい思いがありますが、二人ともよく頑張ってくれました。
もう少し練習して、仕上げることができていればなぁと思います。
次の機会にはもっと頑張りたいとモチベーションをあらたにする二人でした。
・生徒コメント
檜尾さん(2年次):初めて系長の名に恥じない活躍ができ、賞をいただくことができました。短く正確に伝えることやインパクトのあるパフォーマンスが大切であるということを学べました。LL教室で戦った日々がいい思い出となりました。次こそはもっと実力を発揮したパフォーマンスをしたいと思います。
岡田さん(2年次):もっと読み込んだり練習したりして、自分たちの力をあげることができたのではないかという後悔はありますが、系長の檜尾さんと放課後にLL教室で努力したのが報われて良かったです。これからも頑張っていきたいです。
発表だけでなく、県外の高校の様子を知ることができたり、休憩時間には大学生と交流することができたりと刺激の多い時間となったようです。
運営していただいた福山平成大学スタッフの方々、参加していた他校の方々ありがとうございました。
高校生探究フォーラム2023に参加しました!
2023年12月26日
12/26、高校生探究フォーラム2023が岡山コンベンションセンターで開催されました。
本校からは、国際系の2チーム(LGBTQ+チームと小学生学習ボランティアチーム)が参加しました。
受付終了後、ポスターの準備をしました。教頭先生も手伝ってくださいました。
その後、各チームが発表を行いました。
・小学生学習ボランティアチーム発表の様子
小学生学習ボランティアチームは、ポスターのデザインを多くの方にほめていただくことができました。
・LGBTQ+チーム発表の様子
LGBTQ+チームは、発表が終わった後もたくさんの方に声をかけていただき、今後の活動にもつながる出会いがあったように思います。
どちらも盛況で、有意義な発表となりました。
ポスターセッションの後は、高校生だけでなく中学生や大人も混ざっての交流イベントが開催されました。普段あまり関わることのない人々と交流することで、
とても良い刺激をもらったようです。
生徒コメント
小学生学習ボランティアチーム
・四木さん(3年)
「企業の方など、普段関わる機会のない大人と話をすることができてよかったです。自分とは異なる視点の考えを知ることができて良かったです。」
・寺田さん(3年)
「他校の高校生とも活発に意見交換をすることができました。自分の学校以外の同年代と話をするのも、とても良い経験となりました。」
・小川さん(3年)
「工業高校や商業高校など専門的な学習をしている他校の生徒と話すのがとても面白かったです。自分たちとは異なる視野を持っていて驚きました。」
・国富さん(3年)
「質疑応答の準備を入念にして臨みました。準備してきたことが、実際の質疑応答でもいきたので準備をすることの大切を改めて実感しました。」
LGBTQ+チーム
・岡田さん(2年)
「他校の人や企業の人と交流することで、現状を打開するアイディアをもらうことができました。今後もこうした機会があれば参加したいです。」
・粟田さん(2年)
「発表は緊張しましたが、発表後「応援してます、頑張ってね」といったエールをたくさんもらうことができて勇気づけられました。交流の場でもアンケートの実施方法など具体的なアドバイスをもらうことができました。自分たちの味方が増えたような気がしました。」
・小野さん(2年)
「他校の発表やアイディアを見る中で、自分の知らなかったことを知ることができました。自ら行動することの重要性を感じました。」
自分たちの活動に対する反発や抑圧に直面するなど、扱ってきたテーマや活動に不安を感じ、後ろ向きになることもあったLGBTQ+チームですが、多くの応援をもらうことができたようです。「LGBTQ+という社会的にタブー視されることもあり、扱いにくさも感じる話題に前向きに取り組み、問題に切り込んでいたのが良かった」と言ってくださったある方のコメントにすべて表れているように思います。
【国際系】12/24 総社市日本語教室参加
2023年12月24日
12/24、国際系2年次の生徒が総社市日本語教室に参加しました。今回は過去最多の10名が参加しました。
今回の日本語教室では、「お正月」と「年賀状」がトピックでした。
まずはいつものように、ミーティングから始まります。
今回も2つのクラスに分かれました。最初は緊張した様子でなかなか学習者のサポートをすることができませんでしたが、
段々と打ち解けていきました。
自分たちのペースがつかめ、コミュニケーションを取れるようになると、積極的にサポートすることができていました。
お正月をはじめ、年末年始に用いる言葉を学んでいました。「あけましておめでとうございます」、「よいお年を」、「元旦」や「大晦日」など、日常的に使うのとは異なる語いを学ぶのは難しいなと思いました。
また、普段は横書きでも年賀状やハガキでは縦書きです。外国語として日本語を学ぶ人にとっては難しいんだろうなと改めて思いました。
学習活動の後は、皆で年賀状を作成しました。最初に「謹賀新年」という言葉を学びました。多くの学習者の方が、「謹賀新年」に挑戦していました。
やはり何かを一緒に作るというのは、人と人との距離を縮めてくれるなと実感しました。
活動の後は、ミーティングでした。
今回は最後の参加ということもあり、皆さんが色々なお話をしてくださいました。
生徒コメント
・樋口さん(2年):
「カタカナの学習をしている時に、「ファイル」がわからないと言われ困りました。実物を見てもらうと理解してもらえたので、理解してもらうための工夫の仕方を知りました。ほめるなど、こちらがポジティブなリアクションをすると打ち解けることができたので、これを大切にしたいと思いました。活動全体を通じて楽しかったです。」
・三宅さん(2年):
「コミュニケーションをとっていると徐々に打ち解けることができたので、はじめのうちからもっと積極的に声掛けをすべきだったと思いました。機械翻訳も使ってみましたが、言葉としての「正月」を訳すことはできても、1/1が正月な日本と2/10が正月の中国など文化の差などを訳すことはできないので、面白いと思いました。日本を基準にしか考えることができていなかったので、タイやブラジルなどの新年を知ることができ、世界が広がりました。」
・溝原さん(2年):
「日本語で普通にコミュニケーションを取ることができ、学習者の方の日本語能力の高さに驚きました。竜をナーガというなどインドネシアのことをたくさん教えてもらうこともできたので良かったです。」
・檜尾さん(2年):
「なぜ日本語そんなにうまいのかと聞くと、家でも復習していると言われました。自分も頑張ろうと思いました。漢字のバランスについて教えると、すぐに上達していたので嬉しかったです。相手に伝わるように自分の伝えたいことを簡単にしていくのが難しかったです。難しいけれど、伝わった時に自分も嬉しいし、相手も嬉しそうにしてくれのが良い経験となりました」
・全体を通じて
10月から参加しはじめた総社市日本語教室ですが、今年度は今回が最後でした。国際表現の授業に関するインタビューをしても、印象に残った活動として挙げられたものは、圧倒的に総社市日本語教室が多かったです。直接他者と触れ合い体験が多くのことを学ばせてくれるようです。三学期は今回学んだことをまとめ、3月に活動報告発表会に臨みます。
来年度以降も継続し、多文化共生社会に自分の身近で貢献できる大人となれる生徒が育っていくことを期待しています。
総社市日本語教室関係者の皆さん、ありがとうございました。
マレーシアって素敵♡ 2年生国際系講演会
2023年12月21日
今年もまた、2年生の国際系講演会に光島宏美先生にお越しいただきました。
光島さんは、JICAの青年海外協力隊でマレーシアのボルネオ島に赴き、作業療法士として現地で活動されたご経験の持ち主です。
ボルネオ島原住民出身のパートナー、マックスさんとともに、民族衣装を身に付けて生徒たちに熱く語ってくださいました。
「恵まれた環境で暮らしている私たち日本人は、自分がなりたいと思うものになれるのです。」
「夢は人が叶えてくれるものじゃなくて、自分で叶えるものです。」
生徒たちは、夫婦漫才のような光島先生のトークにどんどん引き込まれていきます。
「英語も大切だけれど、言葉以外で感じる力はもっと大切」
マックスさんのギター生演奏と現地語による歌声を聞かせていただき、
最後には、全員立ち上がって、簡単なダンスを教えていただきました。
生徒たちの心に温かいメッセージが届いていたようです。
光島先生、マックスさん、遠いところからありがとうございました。
【国際系】12/10 総社市日本語教室参加
2023年12月11日
12/10、国際系2年次生4名が総社市日本語教室に参加しました。
今回のテーマは「110番と119番」ということで、緊急時の対応の仕方を学びました。
スタッフミーティングで授業の内容と流れを確認した後、日本語の習熟度に応じて2つのクラスに分かれます。
クラスⅠでは、まずカタカナの学習を行いました。
クラスⅡでは「~そうです」(例:具合が悪そうです。痛そうです)などの表現を学びました。
その後、それぞれのクラスで110番と119番をかける状況について、ロールプレイを交えながら学びました。
ある場面では、警察署や消防署の人になって電話対応をしていました。
インターナショナルフェスティバルなどで顔見知りの人もいたようで、休憩時間には談笑する様子も見られました。
最後は皆で「すごろく」をしました。
いつものように白熱していました。
生徒コメント
・中村さん(2年次)
「自分ではやさしい日本語を使ってわかりやすく話しているつもりでも相手に理解されないことが多く、大変でした。やさしい日本語について教えてもらっていても、実際にコミュニケーションをとるのは難しいなと感じました。「緊急」の意味がわからないと言われたので「急ぐ」と言い換えてみましたが、「急ぐ」の意味もわからないと言われてしまいました。」
・野口さん(2年次)
「ひらがなとカタカナの違いが学習者の人には難しいんだなと感じました。ジとヂの音の違いやテとチの形に苦戦している様子が新鮮でした。110番と119番の状況の判断は、日本語がわかっても難しいと思ったので外国語でそれを理解するのは大変だと思いました。」
・中村さん(2年次)
「質問されたことに答えましたが、学習者の方が自分の母語でメモをするので、相手の理解が合っているのかわからなく少し不安でした。話す時は発音できるのに、書く時には「しゃ」と「しょ」を間違えるなど、話すと書くの違いや難しさを知ることができました。」
・筒井さん(2年次)
「普段日本語を話している時には、自然と「おいしそう」を「おいしくなさそう」と言い換えることができますが、改めてなぜ「さ」をいれるのかと考えると難しかったです。母語では自然とできることも学習者は理解しないといけないということに気づきました。外国語としての日本語に少しふれることができ、とても興味深く感じました。」
【国際系】11/26 総社市日本語教室参加
2023年11月29日
11月26日、国際系の生徒3名と留学生のミンさんが総社市日本語教室に参加しました。
今回は、いつもと違い、教室を飛び出た日本語教室でした。
学習者の方々と刀鍛冶の冨岡慶正さんの工房を訪れました。
国際系日本語ボランティア参加者3名は、外国人の方々と一緒にバスに乗って、砂川公園に移動しました。
砂川公園からは、徒歩で冨岡さんの工房を目指します。
総社市黒尾ある刀鍛冶工房に到着後、冨岡慶正さんから日本刀の作り方について説明を受けました。
鍛錬という工程を拝見しました。
初めて触れる日本文化に外国の方々と感嘆し、道中は隣りに座っておしゃべりを楽しみました。砂川公園できれいな紅葉も見ることができ、秋晴れの良い一日を過ごすことができました。帰宅後はテスト勉強に励みます。
【国際系】11/19 総社市日本語教室参加
2023年11月22日
11/19、国際系2年次生6名が総社市日本語教室に参加してきました。
今回のテーマは「道案内」でした。
まずはスタッフミーティングに参加し、レッスンの内容を聞き、役割分担などを行いました。
今回も2つのグループに分かれました。
グループ1はカタカナの学習からスタートしました。
グループ2は漢字の学習からスタートでした。
その後、道を尋ねたり、教えたりするための表現を学んでいました。
グループ2ではリスニング活動の対話を音読する機会もありました。
レッスン終了後は、2チームに分かれて「3文字ことばクイズ」を行いました。大いに盛り上がっていました。
交代時にペンが落ちるほど白熱した戦いが繰り広げられていました。
「きょうしつ」や「けさつ(けいさつ)」が残念ながらカウントされなかった解答としてありました。確かに日常的な発音では3音に聞こえないこともないと思い、興味深く感じました。
・生徒コメント
・安田さん(2年)
サポートしている相手がどれくらい日本語がわかるのか、レベルを理解するのが難しかったです。自分が日常的に使っている日本語を学習者の人にもわかりやすい「やさしい日本語」にするのが難しかったです。
・福島さん(2年)
学習者の方が日本語の習得に戸惑っている姿を見て、自分が母語として日本語を身につける時にどんなことに戸惑っていたかなどがフラッシュバックしてきました。
・真鍋さん(2年)
思っていたよりも難しい漢字の学習をしていたので驚きました。「手前」や「向こう」の使い分けを説明するのが難しかった。
・羽原さん(2年)
日本語がまだあまりわかっていない学習者の方の目線で、自分も日本語を見ることができてとても新鮮でした。
・井上さん(2年)
日本語がわからない人に日本語で日本語を教えるのが難しかったです。でも、思ったよりもスムーズにコミュニケーションをとれたのでよかったです。
・明石さん(2年)
活動以外の場面でも学習者の方と会話ができ、少し仲良くなることができて良かったです。
【国際系】「第7回 上代杯 高校生英語プレゼンテーションコンテスト」入賞!!
2023年11月22日
11/3(金)に「第7回 上代杯 高校生英語プレゼンテーションコンテスト」が山陽学園大学にて実施されました。
本校からは4名が第2ラウンドに進出していました。結果、3名が審査員賞、1名が特別賞・MVP(Most Valuable Presenter)を受賞することができました。第7回上代杯英語プレゼンテーションコンテスト 結果発表 | | 山陽学園大学・山陽学園短期大学 (sguc.ac.jp)
第1ラウンド突破後、放課後や土曜日のM講座の時間を使って練習を重ねてきました。
校内選抜や第1ラウンド用の動画撮影時から比べると、格段に成長し、表現力を高めることができたと思います。
本番では、緊張したりアクシデントがあったりしながらも、自分自身の力を発揮することができたようです。
また、それだけでなく他校の生徒が行うプレゼンに大いにインスパイアされたようです。
生徒コメント
・定雪星乃花さん(2年)
「授業や校内でやるプレゼンとは異なり、校外の本格的な場所で他校の生徒や色々な人がいる中でプレゼンができたのはとても良い経験となりました。練習を通じて、プレゼンだけでなく英語の発音や人と伝える話し方を学ぶことができました。」
・谷心詞さん(1年)
「第1ラウンドの動画とは違って、対面では見せ方を工夫するのがとても難しかったです。時間制限がある中で、時間内にパフォーマンスをおさめることにも難しさを感じました。次の機会があれば、もっと内容が濃いものにしたいと思いました。」
・石川絆さん(1年)
「プレゼンの最中にトラブルがあったことで、伝えたいという気持ちが大切だということがよくわかりました。トラブルがあった時も、そのままプレゼンを継続した点も評価されたので嬉しかったです。来年も出場し、より上の賞を目指したいと思いました。」
・竹田稜哉さん(1年)
「人前でプレゼンをする機会は、日本語でも少なく、難しいと思います。今回、英語でジェスチャーなどもまじえながら内容を伝えるのが難しかったです。発音やジェスチャー、イントネーションやポーズといった話し方など、自分の身体を使って人に伝える方法を学ぶことができました。」
国際系English Day @IPU
2023年11月14日
11月12日(日)コロナ禍のため3年間実施できなかったEnglish Day を4年ぶりに実施することができました。
国際系1,2年生の生徒たちが、IPU環太平洋大学を訪問し、大学の先生方や留学生の皆さんと一日楽しく英語で様々なアクティビティを体験させていただきました。
生徒たちは4つのグループにわかれ、順番に4つのアクティビティに参加します。
①英語&ダンス
②異文化理解
③英文法
④スピーキング
さらに、お昼は、大学の学食を使わせていただき、カレーをご馳走になりました。
生徒たちは、大学のきれいな設備の中で、大勢の留学生の皆さんと英語で話す機会を持つことができ、楽しみながらいい刺激をもらったようです。
IPUの先生方、留学生の皆さん、本当にお世話になりました。
【国際系】おにぎりAction2023に参加しました!
2023年11月6日
国際系(と一部その他の生徒)で「おにぎりAction2023」に参加しました。
10/16は世界食料デ―です。
世界食料デ―に合わせて10/4-11/17の期間で「おにぎりAction2023」が開催されています。
「おにぎりAction2023」は、おにぎりが写った写真を投稿することで、アフリカ・アジアの子どもたちに給食が届くという活動です。
3年生の渡邉綾香さんが発起人となり、国際系の有志生徒を中心に総社南高校でも「おにぎりAction」を実施しました。
1年生と2年生は各学年での企画も行いました。
国際系だけでなく、取り組みに賛同してくれた他の系の生徒や野球部も参加してくれました。思いのほか広く、活動の輪が広がったことを大変うれしく思います。
皆さんも是非、ご参加ください!
生徒コメント
・渡邉綾香さん(3年)
「手軽に、皆が楽しみながら取り組めて、しかもそれがちょっと世界を良くすることができるという点がいいと思いました。おにぎり Actionについて知らない人も周囲に多いと思ったので、皆に呼びかけ知ってもらうことで、家族や友だちにも活動の輪が広がるのではないかと思い、企画しました。また学年を越えた国際系の縦のつながりを強くしたいという思いもあったので、声かけをしました。」
・筒井莉子さん(2年)
「おにぎりや写真を投稿することで、世界の貧困に苦しむ人々を少し助けることができるので驚きました。これは参加しない訳にはいかないなと思いました。皆で一丸となって取り組むことができました。」
・土屋あずささん(1年)
「すごく大きなことをしなくても、自分が普段買っているおにぎりを撮影するといった簡単なことで誰かの役に立てるのはすごいと思いました。家族や友だちとも、参加しようと思いました。」
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