野球部 地区大会撃破!県大会へ
2023年09月19日
6年ぶりの秋が来た。長く閉ざされていた秋の県大会への道が開かれた。
1位通過の夢は倉工さんに断たれた。9月9日土曜日、7回終わりまで粘りに粘り、6対3で優位に試合を運ぶが、6回裏のノーアウト2塁に加点ができなかった所から流れが変わった。ベンチの反応は薄く、勢いが感じられない。そのころスタンドでは「これは、勝ったぞ」という声が飛び交っていたそうだ。とんでもない。審判のコールが無ければ、100対0でも試合は終わっていないのだ。監督の強く細かな指示も勢いを変えることはできず、8回に2点、9回に2点を入れられる逆転劇となった。伝統校と言われるチームには底力がある。ある県内伝統校ではここ10年の勝った試合の85%が逆転勝利だそうだ。ジャミは伝統校ではない。先手をとって、勢いを逃さず、攻め続けるチャレンジャーでいなければならない。

9月17日の日曜日、夏に苦杯をなめた青陵高校さんが県大会への最後の関門として立ちはだかった。正直に言って、ただ、対戦出来てうれしかった。夏の借りを返せるだけではなく、夏に負けた相手が、ここまで勝ち上がれる力を持ったチームだったことを証明してくれてありがたかった。しかし、連戦の疲れを隠すことはできず、こちらは十分に力を出してコールドで勝つことができた。いくら途中で勝っていても、試合は終わるまでわからない。相手は知らず、自分たちができることは自分たちの野球の完成のみ。ベンチ・スタンドとともにそれを忘れてはなるまい。

ともあれ、県大会出場である。石垣、坪井、廣岡、宮本の2年生先発・リリーフ陣は分厚く、1年の中曽、石井もそれを支える。打撃も山田、柳井、柏谷の先鋒には広角に攻める力がある。ここから先は記録づくしである。勝てば秋の県大会初勝利、次に勝てば春のシード獲得、次に勝てば中国大会出場、そしてどこまで行けるのか。このブログを書くために写真を撮っていた私は、三宅キャプテンのあいさつで、「僕らの目標はあくまで選抜出場」のセリフに思わず吹き出してしまったが、他はだれも笑っていなかった。まさかみんなと思ったが、板谷監督の「この勝利で今の三年生たちの無念に少しでも寄り添えた」との言葉で〆るのが適当だろう。県大会の抽選は20日、大会は23日土曜日から開始です。応援よろしくお願いします。

【ソフトテニス】新人戦備北地区予選会(ダブルス)優勝!!
2023年09月19日
9/16(土)、高梁市神原スポーツ公園テニスコートにて令和5年度岡山県高等学校新人ソフトテニス大会(ダブルス)備北地区予選会が実施されました。
細川友萌(1年)・吉井晶美(2年)ペアが優勝しました!!


チームとしては、文化祭・体育祭などでなかなか十分な練習ができず、コンディション調整の難しい大会でした。難しい状況にも関わらず、倦まず弛まず重ねた二人の努力が結実しました。
細川・吉井ペアは決して優勝候補ではありませんでしたが、シードペアを倒しながらトーナメントを勝ち上がりました。
特に苦しい試合が準決勝でした。対戦相手の強烈なストロークに序盤から押され、あっという間にゲームカウント0-3に持ち込まれ、あと1ゲーム取られたら負けるという所まで追い込まれてしまいました。何度もマッチポイントを握られながらも粘りのテニスを披露し、圧巻の逆転劇を演じました。最後のゲームも相手にリードされながらも、気持ちの強さと思い切りの良さで勝ち切りました。


そうした勢いで乗り込んだ決勝戦は、細川選手のサービスエースで幕を開け、第1ゲームを無失点で奪取しました。その後、相手選手の強烈なサーブや縦横無尽なネットプレーによりペースを握られるものの、吉井選手の堅実なボレーと細川選手の緩急自在なストロークで流れを引き戻しました。最後は、細川選手のストロークが相手コートのセンターを割り、ゲームカウント4-2で優勝を手にしました。


細川さん、吉井さん、おめでとうございます。男子も含め、応援の力やいつも一緒に練習しているチームメイトの力もあると思います。チームの勝利と言えると思います。少なくとも6年ぶりの優勝を総社南高校にもたらしました。

男子も入賞はかないませんでしたが、2ペアが県大会に駒を進めました。
遠藤・荒木ペア 6位
藤田・森脇ペア 10位
女子以上にコンディション調整に苦しむ選手が多い中、遠藤・荒木ペアはベスト4も垣間見えるプレーをし、藤田・森脇ペアも急造ながら出場権を確保してくれました。
男女ともに県大会まであと一歩のペアもいました。
11月の県大会では、個人戦と合わせて団体戦もあります。個人戦出場3ペアだけでなく、団体戦に向けてチーム一丸となって練習していきたいと思います。
応援ありがとうございました。