2020年03月10日
総社南高校の1・2年生の皆さんへ
皆さん、元気ですか。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、
突然学校が休業となり、戸惑っている人や不安を感じている人も多いと思います。
6日の登校日の朝のClassiによる休校時健康調査
「今朝のひとことを書きましょう。
(今日の気持ち、最近気になったこと、先生に伝えたいことなど)」を見て、
みなさんの気持ちを知ることができてとても嬉しかったです。
・みんなに会えるのが楽しみ。
・めちゃめちゃやる気です。めっちゃ元気です。
・補習をしてほしいです。まだやるべき範囲の授業を受けたいです。
・長い間学校に行けないので、今日受け取った課題に真剣に取り組みたい。
・これ以上被害範囲が広がらないように願うばかりです。
・短時間ではあるが、久しぶりに学校に行き、みんなや先生方に会うことが
できるので嬉しいし、楽しみである。
・学校に行ってみんなと過ごしたい。
・ほとんど家から出ていなかったので、久しぶりの登校がちょっと楽しみです。
・家にいるばかりなので縄跳び始めました(笑)
・急にクラスが終わってしまって悲しいです。
・テストの点数が気になる。
・電車に乗りたくないです。
・数学や英語等の2年生で未履修のところがどうなるのか不安です。
・久しぶりに学校行くのに出席番号が遠くて仲良い子と会えないなぁ。
・社会で、コロナ差別が増えてきているらしいから悲しい。
・クラスの全員に会えたらよかったのに。
・みんなに会えるのが嬉しいです。
・学校に行く時のマスク着用は義務なのか、推奨なのかどうか。
・花粉症が辛い
・毎日暇です。学校に行きたーーーーーーーい
皆さんは、学校で授業を受け、友人と楽しく学校生活を過ごすという
「当たり前が当たり前ではなかった」ということを実感していることでしょう。
80年程前、おそらくほどんどの日本人が「将来こんな日本だったらなぁ」
と望んだものが、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう前まで、私たちの
周りには全てありました。
戦争中、特攻隊として亡くなった若者たちがいたことを
皆さんも知っているでしょう。
もしも贅沢が許されるならば、本を読みたい。
もしも贅沢が許されるならば、絵を描きたい。
もしも贅沢が許されるならば、もう一度恋人に会いたい。
と、願いながら片道の燃料だけを積んで、飛び立った若者たちは、
どんな日本になってほしいと願っていたのでしょうか。
私は、今この新型コロナウイルスという見えない敵を相手に、
各自がそれぞれできることを実践し、この課題を乗り切らなくては
ならないと考えるようにしています。
先人たちが夢を見た「未来の日本」に、戻れるまで、
各自ができることを頑張っていきましょう。
学校が再開できたならば、やりたいことはたくさんありますが、
現在、まだ見通しが持てていません。学校も、何ができるか、
どうしていかなくてはならないかを一生懸命考えています。
皆さんにも考えて行動してもらいたいと思うのです。
各自が細心の注意をしながら、努力するしかない歯がゆさはありますが、
できないことを嘆くのではなく、どうすれば少しでも良い方向に向かって
いけるのか考えていきましょう。
知らなかったことを、知る(自学・読書)、今までにできなかったことを
やってみる(誰かのための力になる・自分を高める)など、努力しましょう。
日常という贅沢が戻るまで、一人ひとりの役割を果たそうではありませんか。
皆さんが、しっかり考えた行動は、愛する人を守ることができます。
感染拡大防止をするための行動をとることで、多くの人を守れるのです。
19日の登校日に、一回り大きく成長した皆さんに会えることを
楽しみにしています。
追伸
卒業生は、国公立等の入試に向けて、今も頑張っている人が多数います。
諦めることなく、粘り強く勉強し、進路実現に向けて努力しています。
また、明日からは、高校入試です。
中学3年生の受験生も相当な不安を抱えながらも、
頑張っていることと思います。
皆さんと共に「謳歌しよう青春 きり拓こう未来 君よ輝け」の
スローガンを実践してくれる後輩が仲間となり、
先輩から受け継いだ伝統を大切に、
総社南高校の新しい歴史を創っていけるよう切に願っています。
令和2年3月7日
岡山県立総社南高等学校
校長 福本まゆみ
2020年03月4日
3月1日、卒業式。
本来なら、前日の予行の後に、在校生が卒部式を計画してくれていたのですが、
残念ながら、叶わなかったので、在校生からの卒部式はおあずけです。
そんな中、卒業生が私たち顧問のために、卒部式?を開いてくれました。
三宅さん、野島くん、金田さんから、それぞれ素敵な挨拶をいただきました。
そして、とってもきれいな花束も!
部活での思い出がよみがえってきて、ウルっときました。
卒業生のみんな、卒業おめでとう!!
そして、ありがとう!
また、部活に遊びに来てください!


2020年03月4日
卒業式後、最後のLHR。
3年5組の様子を少しだけですが、お伝え出来たらと思います。
卒業証書を一人ずつ手渡し、担任から最後の言葉を贈らせていただきました。
感極まって、何を言っているのか分からない部分が多かったのですが、
みんなとても真剣にきいてくれました。
そこにまた涙が溢れました。
生徒のみんなからも一言ずつ話をしてほしかったのですが、時間がなく、
「我こそは!」という人!と投げかけると、
「じゃ、俺が!」と、河田くんが美しい挙手ともに、すっと立ち上がりました。
さすが、みんなのリーダー!
とても胸に刺さる嬉しい言葉でした。
そして、レオンくん。
一言一言、かみしめる様に話して、
「これ以上しゃべると泣きそうだから」と締めくくりました。
その後は、お互いに写真撮影。
楽しそうに写真を撮る様子をカメラに収めつつ、
みんなが揃うのもこれが最後だと思うと、胸がいっぱいになりました。
名残惜しく、なかなか解散できずにいました。
短縮の卒業式・LHRになってしまいましたが、
素敵な思い出の1Pになればと思います。
みなさんのこれからの人生が、
幸福にあふれた素晴らしいものとなりますように。
担任ズはいつも応援しています。
卒業おめでとう!!
最後になりましたが、保護者の皆さま、
3年間たいへんお世話になりました。
心から感謝しております。本当にありがとうございました。
本日は本当におめでとうございました。

2020年03月4日
***美工系3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。***
3月1日、美工系の3年生22名が卒業しました。
例年恒例の後輩(美工系2年生)からの「黒板アート」は、
今年度、コロナウイルスによる登校禁止処置によって
制作ができませんでした。その代わりに3年生担当の教員が描きました。
モチーフはガーベラの花です。

ガーベラには「希望」や「前進」といった、花言葉があります。
また、花の色によって個別に意味があるようです。
黄色は究極美、ピンクは感謝、オレンジは神秘など…。

卒業おめでとう!まだ入試の結果を待って
実技対策真っただ中の人もいますが、最後まで頑張りましょう!
2020年03月4日
3月1日(日)10:00〜
卒業生を祝うかのように、雨もあがり晴れ渡った穏やかな日に、
第32回卒業式を、新型コロナウイルス感染症拡大防止の
観点から規模を縮小して、挙行しました。

担当者が、体育館の座席配置を急遽変更し、椅子を会場いっぱいに
並べたことで、多くの保護者やご家族の皆様を
お迎えすることができました。
また、吹奏楽部による生演奏は、飛沫感染を防止する観点から、
入退場をCDに変更しました。先輩たちを送るために、
学年末考査中も練習をしていた部員たちの気持ちを
思うと胸が詰まります。

卒業式の関連行事も縮小するなど突然の話で、
戸惑った生徒も多かったと思います。
学校も高校生最後の大事な節目の卒業式を、
どうするべきか本当に悩みました。
まだ中期後期の試験や私学に挑戦する生徒が大勢いる中、
生徒の健康を第一に考え苦渋の決断をせざるを得ませんでした。
3年生や保護者の皆様に、ご理解していただけるだろうかと
不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし、式後、保護者の皆様から、
「温かい卒業式に感動しました」
「総社南高校に通わせて本当に良かったです」
「先生方の温かいご指導に感謝します」等
たくさんありがたいお言葉をいただき、
この数日間の悩みは吹き飛びました。
さらに、例年ならば最後のHRに保護者の
皆様をご案内するところですが、
今年は、生徒40人、保護者40人以上が
クラスに入ることはリスクが高すぎると判断し、
ご遠慮いただきました。
生徒たちのHRが終わるまでお待ちいただく間、
南翔祭の思い出ビデオなどをご覧いただきました。
ビデオ制作した教員は「最後に拍手までいただきました。」
と満面の笑みでした。保護者の皆さんのためにと考えて
急遽した仕事は、保護者の皆様の温かい拍手で、
この仕事のやりがいを再認識させてもらえたようでした。
朝、教室を覗くと、各担任の温かい気持ちが伝わるような
状態になっていました。
また、机の上にあるコサージュは、1・2年生が、
一生懸命手作りしたものです。
初めての制作に悪戦苦闘しておりましたが、
「先輩のために」を合言葉に頑張りました。
卒業生の胸に、後輩たちの気持ちが詰まった
コサージュが、私には輝いて見えました。


来賓のお部屋や玄関に飾っていたお花を取りやめ、
生徒一人一人にお花をプレゼントしようと急遽事務室から、
お花屋さんにお願いをしました。
何日かすれば花は枯れてしまいますが、
心に咲く花(人の気持ち)は決して枯れないと思ったからです。
また、お花屋さんは、無理なお願いを聞き入れていただいただけでなく、
玄関や受付用に、お花をプレゼントしてくださいました。
本当にありがとうございました。

渡り廊下には、文化委員や美術工芸系の生徒による
プロジェクトCが飾られていました。桜の花びらは、
後輩たちのメッセージが書かれています。
遅い時間まで、飾り付けしていた生徒には、頭が下がります。
本当に「先輩方が好きなんだなぁ」と思いました。
そして、このクオリティの高さは、
さすが美術工芸系の生徒の力であると改めて感じました。

最後に、職員朝礼後に撮った写真を卒業生に贈ります。
学年団の先生方の集合写真です。楽しい3年間をありがとう!!

なお、体育館入り口にありました、のぼり旗は、
南翔祭のバザーの売り上げで作らせていただきました。
保護者の皆様には、本校教育に対しまして並々ならぬご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
卒業生の前途に、幸多からんことを、心から願っています!!!

多数の御祝電・祝詞を頂きまして、
誠にありがとうございました。深く感謝申し上げます。

2020年02月29日
立春の候,保護者の皆様には,平素から本校の教育活動にご理解とご協力を賜り,誠にありがとうございます。
さて,岡山県教育委員会から新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校への対応について通知がありました。本校でも生徒の健康を第一に考える観点から次のような対応を決定いたしました。ご理解を賜りますようによろしくお願い申し上げます。
なお、今後、状況に応じて変更が生じる場合もあることを申し添えます。
岡山県立総社南高等学校 校長 福本 まゆみ
〇3月2日(月)から3月19日(木)までを臨時休校とし、原則として生徒は登校しないこととする。この期間は部活動も実施しないこととする。
〇3月6日(金)と3月19日(木)を登校日とする。ただし、感染防止のために一斉の登校とはせず、必要最低限の連絡等を行うものとする。
- 3月6日:1,2年生各クラスの半数ずつが登校する。
- 各クラス出席番号1~20番 10:00までに各クラスに集合する。
- 各クラス出席番号21番以降 13:00までに各クラスに集合する。
- 連絡等:課題の回収、答案の返却、課題の配布、諸連絡
- 3月19日 1年と2年が学年を分けて登校する。(換気に努めること)
- 2年生 10:00までに各クラスに集合する。
- 1年生 13:00までに各クラスに集合する。
- 連絡等:課題の回収、課題の配布、諸連絡、教科書購入
〇感染拡大防止のために、うがい、手洗いの励行や必要に応じたマスクの着用等の指導を行う。また、今回の措置は、国をあげて取り組む命と健康に関わる重大かつ緊急な措置であるため、不要不急の外出を避け、自宅で有意義に過ごすように指導する。
〇今後の連絡は学校ホームページやclassiによって行う。classiの利用ができない場合は担任に知らせるとともに、学校ホームページに注意する。また、用事がある場合はすぐに登校するのではなく、まず電話により連絡する。(登校を指示する場合は原則として岡山県教育委員会への報告が必要のため)
〇生徒及びその家族の罹患が疑われる場合は、居住地区の保健所に連絡して対処を確認するとともに学校へも連絡をする。(生徒の濃厚接触の発生の場合も報告が必要なため)
〇本日、生徒に伝えた校長からのメッセージを添付します。生徒の皆さんへ(臨時休校について)
2020年02月29日
理数の窓第11号が発刊されました。
理数の窓第11号
2020年02月29日
理数の窓10号が発刊されました。
理数の窓第10号
2020年02月29日
プロジェクトC Mission completed!(2020.02.28)
プロジェクトC。
それは、昨年10月から極秘に進められてきたMission。
3月1日に卒業を迎える32期生へのはなむけ企画である。
プロジェクトリーダーは、2年生の白神くんと長谷川くん。
メインメンバーは、文化委員・美工の有志たち。
何回も重ねられた熱いミーティング。
全校生徒を巻き込んで進めてきた準備。
そんな中・・・
想定以上の規模に、唖然とする日々。
期限に間に合うのかという不安と焦り。
学年末考査という大きな壁。
数々の困難を乗り越えて、ここに集大成を迎える!
プロジェクトCの舞台は、2階渡り廊下。
在校生が、32期生のためにと心を込めて、企画・準備をしました。
最大の見所は「花のシャンデリア」!
写真スポットとしても、とてもオススメです。
プロジェクトCは、3月末まで。
32期生の皆さん、ぜひ、足を運んでみてください!
PS.「プロジェクトC」の「C」とは…!?

2020年02月29日
先輩の胸にコサージュを(2020.02.28)
いよいよ卒業式。
卒業する32期生のために、2年生がコサージュを作りました。
評議委員を中心にLHRの1時間を使って作成します。
この日のために、評議委員は事前にコサージュを作る練習をしていました。
意外と難しく、四苦八苦。
しかも、クラスメイトに教えなければなりません。
当日は、作り方を説明し、みんなのフォローに回ります。
評議委員の努力の甲斐あって、みんな一生懸命、丁寧に作ってくれました。
在校生は、当日の卒業式には参列できませんが、
先輩の門出を祝う気持ちを込めたコサージュが先輩の胸を飾ります。
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