ベスト16を賭けて、16日応援よろしくお願いします。

13日の天候は極めて不安定だった。しかも第1試合から1時間も試合は伸び、時間に余裕があるかと言えば、第2試合は5回コールドも見えてきて急いでロッカールームに入る。ウォームアップのタイミングも難しい。相手は5年前にコールドで勝てた瀬戸高校さん。だが、この一年、相手がだれであっても自分たちの野球ができなければ負けることを実感してきた。なかなか始まらない試合、緊張させ、リラックスさせ、監督の話が場を戦いに持っていく

試合開始。主戦林は安定していたが、打線はふるわない。待ちきれずタイミングが合わない。初回を0点に抑えられ、相手ペースになっているのをじんわりと感じる。その中で、何とか自分たちの流れに持ち込もうと必死で声を出すベンチの生徒。やった四球での出塁だ!こんなときに落雷の危険のため、20分間の中断。「ここでの過ごし方が大切なんじゃ」監督の大きな檄がとぶ。しかし、2回もここ一本の安打が出ずに0点となる。

3回、またしてもチャンスでスコールのような大きな雨、40分以上の中断を経て再開したが、ずっと祈るように10分以上目をつぶって動かない監督の姿が忘れられない。何とか3点を入れ、3年田中君の執念の出塁から相手エースを下すと打線がつながり、4回には7点をもぎとる。特に、2アウトからもぎ取った2点は大きく、吉田君、坪井君、柏谷君の活躍が目立った。最終回、守備固めで入った1年の塚原君、河合君もノーエラーで守り切った。

終わった後、選手たちが感謝の言葉を応援団に言うのは当然だが、監督の「私たちベンチのものは屋根のついた中でやらせてもらっているが、日差しや雨の中、応援してくれる吹奏楽の皆さんや保護者さん、運営を支える補助員の人たちの思いがあるからこそやり切れた試合です。もう1試合できる。これからも応援お願いします。」感謝の心のにじむ言葉であった。

次は青陵高校が相手と決まりました。11対1の7回コールドでの勝ち上がりで勢いがあるだけに油断はできません。わが母校だけに、複雑な気持ちがあるわけがないのですが、新監督に簡単に良い思いをさせるわけにはいかない。1戦必勝で全力を出し切ります。なお。OBの諸君の声でしょうか、あまり美しくない表現で応援してくださっていますが、テレビで流れています。さわやか応援賞を狙ってますので、本校らしい応援をお願いします。