美工系2年の日岡君(美術部部長でもあります)が、
総社市門田の三備石油さんの敷地内の広い壁に一人で
絵を描いていると、以前のブログでご紹介しましたが、
ついに完成しました!!
この壁がこの状態で存在するのはあと1週間ほど。
17日以降は、いつ壊されるか分からないそうです。
まずは「激情」というタイトルの作品から。
向かって右の面には、絵に向かう熱い情熱のままに表現する、
ということに向かっている人を、
向かって左側には、絵を描きたいけどそれが許されない状況
の中、秘めた情熱を持ちつつ普段の生活を送っている人を
表現したそうです。
信号は、それぞれ、「進んでも良い」「進んではいけない」
という状況を表すものとして画面に登場させているとのことです。
次に、その向かい側の面の作品。
タイトルは、「光が見えるまで」。
この壁は、四角い倉庫の壁の一面で、この両サイドにも絵があります。
この作品の左の壁が見えるところまで移動すると、こんなふうに
なっています。
道路を渡ったところから見てみると、こういうふうに見えます。
この作品のタイトルは、「見える」。
二つとも、目が登場しますね。ついに、光が見えたのでしょうか。
オレンジの線で描かれた模様のような物は、人とのつながりを表現
しているのだそうです。
また、この反対側の壁は、こんな風になっています。
タイトルは、「群衆」。
色んな表情の生き物?がいます。
この絵の前に立って見ると、面白いなあと思ったのが、身近な誰かに
似ているキャラクターがいる、ということです。
皆さんも、ぜひ身近な人に似ているキャラクターを探してみてください。
1月10日(月)には、作者の日岡君が瀬戸内海放送の取材を受けました。
この壁を描くことになったいきさつ、この作品に込めた想いなど、
いろいろなことを質問されていました。
この作品達があるのは、総社市の天満屋ハピータウン・リブ21の
近くの、三備石油さんの敷地内です。
絵を見たい人は敷地内に入っても良いそうです。
ぜひ、お近くの方は観て、作品と一緒に写真も撮られては
いかがでしょうか。
入口には、三備石油社長さんが作って下さった看板も立っています。
タイトルの書かれた看板も。