国際系講演会『西アフリカのマリから日本への留学経験』

 

 

12月15日(水)6,7限に2年生国際系生徒を対象に講演会が行われました。講師は、マリ共和国のご出身で、IPU環太平洋大学国際・教養教育センター助教のSACKO Salif先生です。

マリの文化や先生の日本でのご経験を、流暢な英語と日本語でユーモアを交えながら語ってくださいました。

<生徒の感想より>

・アフリカを1つの国と思ったことはなかったけど、無意識のうちにアフリカ人と言っていたことに、サコ先生の話を聞いて気がついた。アフリカは大陸の名前であって、国の名前はたくさんあるし、自分たちもアジア人と呼ばれると違和感があるのと同じように、アフリカ人と呼ばれる人たちも違和感があるという話がとても印象に残った。

・アフリカ大陸の国々はあまり親しみがなく、紛争とかもあるのであまりよいイメージはありませんでした。でも写真を見たり、生活の様子を聞いたり、サコ先生の話を聞いて、印象がガラリと変わり、話を聞く前より親しみを持つようになりました。

・正直言うと、アフリカの中で発展している国は少ないと思っていたけど、意外に多くて行ってみたいなと思った。グローバル化が進む世界では何をするにしてもやっぱり英語が必要だなと思った。

・言語を習得するにはその国の文化やその国の人の生き方や考え方に興味を持つことが不可欠。

・英語を学ぶのはテストでよい点を取るためではなくて、自分の世界を広げるためだという話を聞いて、英語を学びたいという気持ちが大きくなったし、英語を勉強するモチベーションにもなった。

・グローバルな世界で生き残れるのは自分の意見を言える人のみ。

・「言語に壁があっても、伝えたいという意思を持って伝えようとすれば、相手も意思をくみ取ってくれる。」と言われているのを聞いて、留学をあきらめたくないなと改めて思いました。

・言葉の壁を越えて私たちとコミュニケーションをとろうとするサコ先生の姿や、物事に対して「自分ならこうしたい」と思うサコ先生の考え方がとても勉強になりました。

・サコ先生のように思い切って海外へ飛び出してみようと思う。