ジャミ部活動紹介 硬式野球部

2022年12月15日

 

硬式野球部をインタビュー形式でご紹介します!

 

 

今回、インタビューに答えてくれるのは、

河田くん・狩屋くん・片岡くん・下口くん・林さんです!

 

 

Q.大会や試合の予定を教えてください。

A.4月に春の大会、7月に夏の大会、9月に秋の大会、

  11月に1年生大会があります。

 

Q.部の雰囲気はどんな感じですか?

A.学年のカベを越えて、活気があります。

  選手とマネさんの仲も良いです。

  そして、色々と相談に乗ってくださる

  ユーモア抜群の監督がおられます!!

 

 

Q.中学校の部活動との違いは何ですか?

A.自主性がある所です!

  周りをみて行動できる所です。  

  ただ打つだけでなく、相手を崩すために何が必要かなど、

  自分たちに足りてないところや必要な所を考えて、

  指示待ちでなく、自分で動くことが大事だと思っています。

 

 

Q.雨の日はどんな練習をしていますか?

A.駐輪場や武道場、トレーニングルームで

  トレーニングをします。

    「武道場での尻尾とり」などです。

 

 

Q.一番楽しい練習は何ですか?

A.ロングティーです。

  ボールを遠くへ飛ばすと、何とも言えない爽快感があります!

  フリーバッティングは、ピッチャーがボールを投げてくれて

  対戦できるので、試合に近い形式の練習で、楽しいです。

 

Q.一番キツイ練習は何ですか?

A.「タバタ」です。

  これは、ジャミ野球部の名物でもあります。

      サーキットメニューですが、身体づくりと体力づくりを

  目的としています。

  かなりきついので、メンタルにきます…。

 

Q.マネージャーはどんな仕事をしていますか?

A.スコアブックを書いたり、

  練習や準備のサポートをしたりします。

  大変ですが、勝利を一緒に味わえるので、

  とてもやりがいがあります!!

 

 

Q.みなさんにとって、監督はどんな存在ですか?

A.何でもできる。

  偉大。

  神。

  恩師。

 

 

Q.みなさんにとって、チームメイトはどんな存在ですか?

A.心の支え。

  一生の仲間。

  尊敬できる人たち。

 


 

Q.最後に、中学生のみなさんにメッセージをどうぞ!

A.ジャミ野球部では、「課題練」という、自分たちで何の練習が

  必要なのかを考えて練習する時間を多く取っています。

  勉強と部活の両立もがんばっています!

  上手くなりたいというやる気のある人、待っています!

 

野球部のみなさんは、学校行事や様々な場面で、責任者やリーダーを

務めてくれています。

部活動、勉強、学校行事を両立しているジャミ野球部。

中学生のみなさん、いかがですか!

決勝進出を逃して

2022年11月20日

決勝進出をかけた城東高校との戦いは3対4の逆転負けとなった。1回の攻防では勢いのあるベンチの中で幸先の良い先制点を奪い、押せ押せムードで4回には相手先発投手を交代させる勢いだった。しかし、・・・

しかし、外部から冷静に見守る三宅コーチの見方は違った。「3点目をとった3回の時点で昨日のバッティングではなくなっていた。」試合中にアドバイスはできない。勘違いで欲しいと願ったそうだ。しかし、その目は確かだった。攻めながらも連打が出ない。決して恐れるような投手ではなかったはずだが、その後は得点をあげることなく逆転を許した。そこでは記録に残らない細かいミスも多く出た。出場全員に心当たりがあるかもしれない。一瞬の躊躇で駆け抜ける足や集中してもなお届かない打球速度を持つ敵だから出たミスかもしれないが、この場に届いて初めて知る己達の未熟さであろう。頑張ったご褒美として己を磨く石として欲しい。

今大会では投手陣に収穫が多かった。ぜひ、今後の自信にして欲しい。けがで出場できなかった廣岡君も含めて、分厚い投手陣が期待できる。課題は守備と打撃の練度である。守備は今までの世代になく誰もがミスをする。打撃も誰もが弱みを持っている。当たり前だが弱みをなくし強みを活かせば強くなる。

「俺も含めて、未熟な総社南には決勝の舞台はまだ早すぎる、と野球が言ってる気がするんだ」板谷監督は続ける。「奥は深い。だが、もう一度ちゃんと挑戦する機会をあげると。今日からがスタートだ」9回ツーアウトでも声をからす河野君や水田君、それに応えて打った岸本君や吉田君、冷静にホーム突入を止めた宮本君、その最後の姿に37期の成長と今後の期待を見た。今後の舞台は2年生も含めた本当の意味での総力戦である。ちょっとやそっとの積み重ねでは効果はない。支えてくれた林君、森野君、田中君、下口君、本多さん、杉田さんのためにも、今はまだ小さい総社南旋風を大きく成長させて、春夏秋の決勝の舞台へと駆け上がれ。

(写真提供は本校保護者の方で本日の試合のものではありません)

野球部 新たなページ拓く

2022年11月19日

総社南の野球史に新たな1ページが加わった。創部以来初めて一年生大会で三回戦も突破し、ブロック準決勝まで駒を進めた。これで一回線で昨年夏の4強をかけた試合で涙をのんだ就実高校に、三回戦で今年の夏に唇を噛んだ高梁高校を打ち破り、ステージは違えども借りを返すことができた。

初回はまたも吉田君の出塁から始まった。しぶとい打撃で出塁を続けてこの回に一挙5点を奪うことができた。気が緩むベンチの雰囲気に「5点で試合が決まるか。ここから攻めろ。分かってるんか。」怒気を含んだ監督の声が響く。実際、石垣君・柳井君のバッテリーが力強い敵バッターにも連打を許さなかったが、こちらも追加点がとれない。直球主体に組み立てなおした敵ピッチャーの球威に2回は三者凡退、3回も押し切られた。そんな中、懸命のベンチワークで守備を打撃を支える選手たちがいる。河野君、片岡君、柏谷君、山田君の声が響く。目配りや気配り、発する声援も先週より質が変わったと感じる。(まだまだだけど)

風向きが変わったのは4回、死球とエラーが絡まり得点をとると、敵のエースは降板、次の投手は準備不足か制球に苦しみ四球と連打を浴びせて8点の追加点を奪った。守備固めで入った和泉君、水田君、加藤君、三宅君、武田君もきっちり守り切り、リリーフに入った宮本君も無安打無失点で試合を締めくくった。

明日は昨年の春大会の準決勝で戦った創志を破った城東戦が待っている。ここまで来ると残っているのは格上ばかりで相手にとって不足はない。ふと考えた、相手にとっては総社南がそう見えているのだろうか。普段1年担当として接している私には気づけなかったが、大住コーチの2週間前とは別人のように成長しているとの言葉を思い出す。そうか、成長しているのか。その成長が明日の相手に通用するるかどうかはともかく、確かに成長していることに気づいた。数は力なりとよく言われるが、この1年生にはちっとも当てはまらないと思っていた。22人いても全然勝てない。その理由は皆が自分のことだけ考えて、バラバラに向いていたからだったのだ。公式戦で勝ち上がる中で、チームとして仲間と力を合わせることを覚え、一つの殻を破ったのだ。「勝った時が周囲に感謝を言葉にできる貴重なチャンスだ」板谷監督の言葉を思い出し、1,2年の選手やマネージャー、保護者の方や先生方にあらためて感謝した。願わくば、明日、もう一度、感謝を言葉にできるチャンスを掴みたいと祈った。

(写真提供は本校保護者の方)

野球部 一年生大会での記録へ

2022年11月14日

苦戦の中で成長を見せた勝利である。
就実戦の1回の攻撃は吉田君の粘り強い出塁のたまものである。それが厳しい変化球もうまく打ち返した坪井君の2塁打を呼び、山田君、佐野君、石丸君の連打での4点先制とつながった。活躍の吉田君は4回に頭部へのデッドボールで片岡君に交代したが、その片岡君も8回のチャンスでヒットを放つ。その回にピンチヒッターで打席にたった古川君は試合を決定づける6点目となる2塁打をライト線ギリギリに放ち、立役者の一人となった。守っては、ピンチを切り抜ける柳井君・山田君の強肩、自身のエラーも絡んだノーアウト満塁から無失点に抑えた、石丸君のやりきる思いが詰まった守備が印象的であった。

津山工業戦では6回からリリーフの三宅君が、攻撃では役割を果たしたものの集中打を浴びてしまった。7回途中に更にリリーフした石垣君が、制球に苦しみながらも後続を振り切り逃げ切った。柏谷君の思い切りの良い守備もチームに活力を与えた。攻撃では先発の鳥岡君や和泉君もヒットを放ち、加藤君も執念で出塁して役割を果たした。

ケガで出場できない選手、出場機会が無かった選手の懸命のベンチワークも見逃せない勝利ポイントだ。就実戦で瞬発力のあるダブルプレイを決めた岸本君が足を痛めると、すぐに長田君の出場準備を促す声掛けが起こり、何をすべきかが見えてきているのを感じた。総社南のためにサポートを続けてくれる2年生の後ろ姿に学ぶべきものが多いのだろう。ミーティングの後に勝った勝ったと喜ぶ1年生の横で、格好をつけるでもなく黙々と自主練習に取り組む4人の姿は何よりも尊く感じる。
入学後に育つチームの総社南では、1年生大会で3回戦に進むのは7年ぶり。3回戦に勝てば総社南初となる記録である。勝つことが目的ではないが、勝つことで大会に参加することができる。負けることで学ぶことは多いが、勝つことで成長することを再認識した大会となった。更なる成長にワクワクしているのは選手だけではない。

(写真提供は本校保護者の方)

野球部 一年生大会に向けて

2022年10月23日

新チームになってから、なかなか勝てない日々が続き苦闘を続ける選手・指導者でした。右も左もわからないからこそ大口を叩いていた1年生も、公式戦で初めて高校野球の当事者にふるえあがり、数少ない2年生はそんな1年生をどう導くか苦悩が続きました。そんな1年生にも変化が見えました。1年生大会を前に、自分事ではないはずなのに一生懸命サポートしてくれる2年生の人間性を感じ取れたのか、次第にチームにまとまりが生まれ、選手ミーティングでも積極的な意見や笑いが生まれます。

先週から1勝、2勝と他県のチームに勝つことができ、今日は2年生の林君、森野君、下口君、田中君も力を発揮し、1年生チームも公式戦で連敗しているチームに勝つことができました。何より2年生マネージャー本田さん、杉田さんの笑顔に報いることができました。総社南の底力を今一度見せつけるべく、まずは1年生大会で真価を発揮する!!

秋季大会へ向けて 野球部 新チーム始動

2022年08月7日

3年生が引退して新体制となりましたが、引っ張ってくれていた人を失うということはこういうことか、というぐらいスムーズに行かない。天気もいうことを聞いてくれず、まずはグラウンド整備からチームが一つになろうかと。

2日間の試合を経て、やっとお互いに指示ができるようになってきたが、未だ連携なんてほど遠い現状で、基本を重視した練習に焦点をあてて、OBの三宅先生も指導に熱が入ります。

 

もちろん監督も燃えています。バッティングピッチャーをやりながらの熱い指導が続きます。

OBといえば、秋の大会を3週間後に控えて、1期生、6期生、7期生の方が応援に来てくださったり、差し入れをいただいたりと周囲の温かい支援にも感謝です。

8月27日の天城戦、9月10日の玉島商業戦、9月17日の代表決定戦を経ての県大会での総社南の活躍を願って、みなさんで応援をよろしくお願いします。(県大会からは一般の方も入場できるかも)

遅れましたが、野球部3年生引退

2022年07月30日

野球部3年生の夏が終わりました。初戦に全てを掛けて準備しましたが、悔しい最後となりました。全てを出し切れたとは言えませんが、その努力は後の糧となることを確信しています。

夏の大会開会式の様子です。笑顔と緊張が読み取れます。

高梁高校との交流戦の様子です。マスカット本球場は雨で実施できず、素早く確保したマスカット補助球場で行いました。何もかも選手任せ・保護者任せの試合でしたが、両チーム女子マネージャーの始球式もほほえましく実施されました。

君たちの軌跡は永遠です。

1年生チーム躍動す

2022年05月1日

今日は県北のチームに来ていただき、1試合目は上級生チームで、2試合目は1年生チームでやらせていただきました。

高校での初試合の者も多く、試合前の3年生河田キャプテンの気合い入れノックにも大きな声で応え、ベンチは22名の熱気であふれました。

試合はというと素人の目から見てもまだまだ至らないところばかり。試合の形勢が傾くと最初の元気もしぼんでいって・・・。監督も多くを語らず見守る姿勢です。

だが考えてみれば、入学して1ヶ月足らずですから当たり前です。伸びしろ県下一と言われる本校にフィットした伸びしろいっぱいの生徒諸君です。最後まで広い総社南のグラウンドで所狭しと躍動しました。出られなかった1年生も次の3日・5日の試合に期待です。もちろん私たちも、今後に期待大です。

硬式野球部 始動

2022年04月3日

長い長い練習の禁止、対外試合の禁止が解かれて、今年になって初めての練習試合を実施しました。

  

喜びとかすかな緊張を噛みしめて試合に臨みました。

試合は二試合行いましたが、辛くも両試合とも勝つことができました。ベンチ入り全員が出場してそれぞれの持ち味を出し、文字通りの全員野球で幸先の良いスタートを切りました。これで、現時点の今年の勝率は100%です。9日には春に続く地区大会に参戦です。勝率100%で県大会に進み、どこまで続けられるか勝負です。応援よろしくお願いします。

 

野球部 秋季大会の難しさ

2021年09月6日

本校にとって秋季大会は本当に厳しい。全ての試合に全精力を傾け、少ない人数と選手の伸びしろで戦うチーム作りのために、夏に頑張った後のチーム作りは誠にせわしない。なにしろ、Aチームの指導の片手間に新チームの構想を固めるほどの選手もスタッフもいない。「伸びしろ県下一」と言われるのは入学時にそんなに完成した選手はいないということで、甲子園で投げたり打ったりしてる1年生って私の基準からするとあり得ない存在だ。実際、私が赴任してから秋の県大会に出られたのは2回だけで、いずれも初戦敗退だった。でも、愚痴と言い訳もここまでにして報告を。

初戦の笠岡工業高校戦では常に先手を取られた、打撃をはぐらかされた印象がある。追いついては引き離されの繰り返しだったが、7回裏に2点を入れて3対7の4点差リードにしたときには流石に流れをつかんだと思った。しかし、その裏に150球を投げたエース森君を崩されて同点に追いつかれ、10回表の1点が決勝点となって負けた。グラウンドでの挨拶が終わると監督の姿がいつのまにか消えていた。部長は片付けやらスコアあわせやら本部での返却物などやることが多少あるのだ。最後にバスに戻り、「遅くなってすいません」と監督に声を掛けたが「すいません」の一言のみで、バスの中は押し殺したような沈黙が、学校到着の1時間20分の間を支配していた。どんなミーティングになるのか想像できんなーと思いながら、何が悪かったのか数えながらバスに揺られた。

バスから降りて、監督の第一声は私には意外なものだった。「思っていたよりずっと力が出せたな。」

「森は期待以上の投球をしてくれたし、1年生で初リリーフの林も自責点は無い。打撃でも片岡や荒木、中田も打てたじゃないか。舟橋もあの送球を良く取ったな。カバーできてなかったら大ピンチだった。」確かに、打撃では狩屋君もうまくなっていたし、4番の河田君も安定していた。中田君は守備でも頑張れていた。チーム全体では情けない致命的なエラーもあったが、普段から想像できないものではないのだが、でも・・・?。監督は続ける。「ミスはあったし、直さなきゃいけない。でもそれで負けたわけでは無い。ミスと言えば俺自身が緩みを作った場面もあったかもしれん。それはすまん。でも、今回の敗因は、結果的にうまくいった中にこそあるのではないか。サインミスをしたけど点が取れたとか、送球がそれたけどアウトになったとか、結果的にヒットになったとか、結果が良かってもチャラになるわけじゃないんよ。ミス自体を無くさんと、そのときどきの個人の努力だけでは競ったときにだめなんよ。どうすれば良いかを考えないと。」これ以上は企業秘密なのでばらせないが、監督はいくつかのアドバイスの後、次の練習日とそのメニューを選手たちに任せた。選手たちは意外な、そして監督の狙い通りの提案をしてきたのだった。

次の相手は水島工業高校戦である。先発は横山君だが、先制をされる嫌な展開。石井君が3回からリリーフをするが、安定しないが粘り強い投球で点を防ぐ。4点を先制されるが、1点を取る堅実な攻撃を選択する監督。冷静だ。一番ベンチが緊張したのは5回に5点を取ってから。監督の声に厳しいトーンが多く混じり出す。6回では私の左(監督)の方が右(選手たち)より激しいのではないかと思うほどの叱咤激励指示声援。そう、6回は笠岡工業高校戦と同じ状況の4点リードで迎えた回だったのだ。その状況もコールドにも右から気付いていた様子は感じられなかった。当然、よく勝ったとのお褒めの言葉はなかった。次の相手は倉敷商業高校さん。間違わないと勝てない相手だが、着実にできることを全てやって、確率を1%でも高めるのがうちの野球。一か八かの運頼みはない。当日に力を出し切れるかどうかの自分たちのチームが相手の勝負なのだ。

 

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