卒業生と語る会

3月25日(月)の補習最終日。午後から「卒業生と語る会」が開催されました。この行事は、受験を終えたばかりの卒業生の体験をリアルに聞くというもの。在校生にとっては内容が新鮮で、教員が話すよりも真剣に聞いていた様子(!?)でした。発言の後には「お勧めの参考書はありますか」とか「受験中の息抜きは何をしていましたか」など、卒業生の言葉に対する質疑応答も盛り上がりました。

語ってくれたのは、理数系の木村友哉さん・大塚優さん、人文系の池宗正江さん・佐藤葵さん、国際系の中西愛華さん、美工系の松岡駿さんの6人です。それぞれが受験に向けてどのような準備をしたか、どんな勉強法をしたかなど、自らの体験に基づいて熱く語ってくれました。周囲の結果や空気に流されず学習を習慣化すること、受験に向けてメンタルを維持することの大切さなど、当事者だからこそ言えるアドバイスは、在校生の心に響いたことでしょう。そして、彼らは共通して大学で何を学ぶか、将来は何をするかなど未来を語ってくれました。すなわち、「合格」がゴールではなく、これからさらに学びが続くのだということを在校生に教えてくれたのだと思います。

短い春休みが終わると、また新しい年次となります。今日の語る会での言葉を本校の財産として、バトンをしっかりと次に繋げて欲しいと思います。