令和5年度最初の公式戦がいよいよ始まりました。
1年生にとっては、高校生としてのデビュー戦、3年生にとっ
ては引退試合となる人もおり、それぞれに重要な大会でした。
5月2日にシングルス、6日にダブルスの中国大会予選会で
す。シングルスではベスト16、ダブルスではベスト8に残れ
ば、中国大会に出場でき5月最終週に行われるインターハイ
をかけたリーグ戦に進出することができます。
シングルスでは、男子が3年生の松浦秀くんがベスト32に残
り中国大会をかけた決定戦に進みました。相手は倉敷工業の
3年生で強敵でした。1ゲームを取り惜しいところまでいき
ましたがあと一歩及ばず敗退しました。
女子は、1年生の竹端さんが見事にベスト16に残り、中国大
会出場を決めました。決定戦の試合は、少し硬さもありまし
たが、持ち前の実力で粘りピンチを乗り切り勝利しました。
1年生でいきなり個人で中国大会に出場するのは快挙であ
り、27日のリーグ戦でも上位進出を目指したいと思います。
また、3年生の松浦由さんと2年生の三宅さんが、ベスト32
に残り、17位をかけた中国大会決定戦に挑みました。三宅さ
んは、1回戦で新見高校の選手に惜敗しましたが、過去最高
の結果がでてこれからの試合が楽しみです。松浦さんは、1
回戦で玉野光南2回戦で岡山操山、3回戦で三宅さんの負け
た新見高校の選手に勝ち最終決定戦となる4回戦に臨みまし
た。相手は、総社高校の2年生の生徒で、過去に何度も対戦
して毎回接戦になる選手でした。長いラリーが続き見ている
方も、息をのむ展開でしたが、3ゲーム目と4ゲーム目をと
もに10-12の接戦の末落として、ゲームカウント1-3で僅
かに及びませんでした。あと1歩足りませんでした。
6日は、ダブルスが行われ男子は3年生の木村晟・松浦組
がべスト16になりました。中国大会をかけた決定戦で第1
シードの関西高校の2年生ペアと対戦しましたが、相手の
技術力が高く完敗でした。実力的には、ベスト8に入って
もおかしくないだけに悔しい結果でした。女子は、4ペア
が全て初戦を突破しましたが2勝目をあげることができず、
予想外に早く敗退してしまいました。精神面での不安定さ
が大きく影響した結果だと思います。
6月の団体戦では今回の反省を活かしてほしいと思います。
最後に、3年生男子の塩見君と吉田君が今回の大会で引退
となります。2人とも2年生の後輩と組んだダブルスで2
勝して3回戦まで進出することができました。2人とも最
後の結果には満足できたようでした。3年間コロナもあっ
て満足に大会に出場することもできなかったですが、一生
懸命に練習して、随分強くなったと思います。塩見君は中
学生時代に勝てなかった選手に最後の大会でシングルス・
ダブルスともに勝利することができ、吉田君は初心者で入
部しましたが、中学からの経験者にも負けないくらい強く
なりました。少し早い引退ですが、今後は進路に向けて頑
張ってほしいと思います。
6月の団体戦にむけてさらに成長できるように頑張って
いきましょう。