総社市社会福祉協議会実施で第1期生となる令和4年度高校生ボランティアリーダー養成講座の成果発表会が行われました。本校から10名の参加者があり、その内9名がお世話になった地域の方やNPOセンター・社協の方々にパワーポイントで発表を行いました。この講座はボランティアに参加するのではありません。ボランティアを企画・運営することを通じて、社会での実践力を養うPBL型の講座です。コーディネーターの一般社団法人ON-DOの髙山和成氏の指導の下、7か月以上をかけて実践されました。
発表の後は質疑応答ですが、付箋を利用した「いいね!」と「質問!」での意見交換。見ていると誰からとでもなく、付箋のグルーピングを行って論点を整理しています。うーん、素晴らしいけど時間が足りないぞ、と思っていると、高山氏の巧みなリードで質問に次々と答えていく。運営上の対立をどうやって乗り越えたかという質問には、「対立する意見のメリットとデメリットをそれぞれ出し尽くしてから意見の評価を考えました」「まずは双方から妥協案を作成して、そこから擦り合わせて行きました」となんとも現実的な回答が。手作りの感謝状を見せて回る一幕も。立派に成長してくれました。
秦地区からはビデオレターでコメントが寄せられ、昭和地区からは西日本豪雨の活躍を思い出したと言っていただきうれしい限りです。昭和地区・秦地区の皆様と協働できて生徒・教員とも成長させていただきました。このお礼は生徒をもっと育てることで果たしたいと思うのでした。