期末考査最終日の7月13日、2年生人文系第1回講演会が
行われました。講師として川崎医療福祉大学から、二人の
先生をお招きし、希望する講座を聴講しました。
内容は次の通りです。
①「睡眠力を学習・スポーツに生かす!」
臨床心理学科 保野孝弘先生
②「ストレスとは何か
~セルフマネジメント力を身につけて私らしく生きる~」
医療福祉学科 田淵泰子先生
①保野先生の講演では、生物時計をテーマに人間の睡眠と行動の関係
について話していただきました。人間は本来、日中になると心身とも
に活動状態に夜間になると休息状態に切り替わる機能(生物時計)が
備わっているそうですが、それが狂ってしまうと食欲が出なかったり
昼間ボーっとしたりするなどパフォ-マンス力が下がってしまうそう
です。講演の中で生徒たちは、自分自身の生活習慣のセルフチェック
をするなどしました。 トップアスリートの多くが睡眠を特に大切に
しているとの話にうなずきながら聴講している生徒もおり、有意義な
時間になりました。
②田淵先生の講演では、生徒の誰もが抱えているストレスに対処する
「ストレスマネジメント」について具体的な対処法も含めて教えて
いただきました。その中で参加生徒のストレスの原因を共有する場面
があり、勉強や人間関係、暑さ、朝起きることなどを挙げ、解消方法
についても発表しました。
二つの講演は、どちらもこころとからだの健康を自己管理するのに
今日から上手に活用できるものでした。
また、心理学や社会福祉などの大学での専門分野について学ぶよい
機会になりました。