**第二回美術工芸系講演会を開催しました!**

美術工芸系ブログ
**第二回美術工芸系講演会を開催しました!**
講師:諏訪 敦(すわあつし)先生  広島市立大学  芸術学部  油絵専攻  准教授
開催日時: 10月18日(水) 13:20~15:50
場 所 : 本校北棟4階工芸教室
対 象 : 本校美術工芸系1・2・3年生 教職員
演題:高校から大学、そして社会で制作をどう維持していったか
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今回の講演会が実現し、大変嬉しく思っています。
生徒の皆さん。日頃制作したものに対して、色々な指摘や発言が行きかう中で、理論だけが先行したりして…一体どのくらい、真摯に「描くということ」に向き合えているでしょうか?「描く」「つくる」ということはどういうことなのでしょうか。
そんな問題提起をするべく、今回の講演会を企画いたしました。
大変ご多用の中、オファーを受けてくださった諏訪先生。本当にありがとうございます。
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「絵画のプロジェクト化」を最近の研究テーマとしている諏訪敦先生。
写真を用いながら、様々な活動やお仕事についての話をしてくださいました。

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おお!あの図版で見た作品にはこんな背景があったとは!!メモメモ…。

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また高校生や大学生のときはどんな様子だったか、大学を出た後の就職のと留学の話、これまでどう制作をしてきたかというお話は、とても参考になりました。アーティストになるのには、人ぞれぞれの方法がある…。そう信じて、やっていきたいものです。
ひとことに「写実」とは括れない、制作方法や考え、「実物」のもつ作品の力(アウラ)について再考する機会となりました。実物をみて、感じて、そしてまた、つくる。

生徒からの質疑応答では、かなりレベルの高い質問も笑。

表現の省略とはどういうものか。図版ではわからないスケール感やマチエールの魅力とは何なのか。。
「そういったテーマで一冊の本が書けちゃうね笑」と諏訪先生。

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後から質問に来た生徒にも、丁寧に答えてくださいました。

 

ありがとうございました!!