美術工芸系ブログ~実習生の巻~
こんにちは!
美工の26期卒業生で、教育実習生の坪井 一(ツボイ ハジメ)と申します。
今回、僕は美工&美術部の生徒が参加した高校生美術コンクールについてお伝えしたいと思います。
高校生美術コンクールは岡山県内の高校の美術部から多くの生徒が参加し、その場で作品を制作し競い合う、という美術部版インターハイといった行事です。
倉敷芸術科学大学を会場として風景画、構想画、キャラクターデザインなど8部門に分かれて競いました。5時間という短い時間の中で他校の生徒達と肩を並べて作品を作る…私もジャミ生だった頃に参加し熱い闘志を燃やしていたことを思い出しました!ガッツガツしてたな~シミジミ…
当日の朝、コンクール開催前になって生徒達が集合している様子です。
普段どこに隠れとんねん‼‼‼っと思わず関西弁が飛び出してしまうほど大勢の美術部員たちが集結しています。こ、こんなに沢山のライバルがおるんか~
ドキドキした生徒達の様子にこちらまで鼓動が早くなる思いです。
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↑各学校から集結した生徒たち。お揃いの
Tシャツで志気を高めたり、熱い視線を交わしたり、緊張の一瞬です…
そしていよいよコンクールスタート!決戦の火蓋は否応もなく切って落とされ、一斉に制作を始める美術戦士たち。どおおりゃああああやったるでぇぇえ~!!という気迫が静かに(そう、とても静かに)伝わってきました。
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↑最初の場所取りが肝心な風景画。
彼女の見据える先にあるものは山か、それとも
未来か…
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↑今年の彫塑のテーマは「ニンニクと手」‼
私事ですがニンニクって美味しいですよね。
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↑受験?いえいえ、キャラクターデザインの制作風景です。
テーマが「うちのクラスのポンコツアイドル」。ん?呼んだ?
うーん、みんな集中して制作しているな~。そうそう、言い忘れていましたがこのコンクールの審査員は倉敷芸術科学大学の先生方です。普段とは違う人に作品を見てもらえる貴重な機会でもあるわけです。
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↑ひしめき合いながらこれまたひしめき合った
モチーフを描く。
こうして時間はあっという間に過ぎていき、気が付いた時には終了時刻に。
生徒は一旦退出し、審査タイムに入りまーす。「やりきったー!」という声や「ダメだったー!」
という嘆きが結果発表の前から響き渡っていました。
そしていよいよ結果発表!
部門ごとに審査員の先生方から生徒に向けた講評が行われ、作品が返却されます。それと同時に賞の結果も知らされます。
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↑集中して制作に取り組む生徒。
構想画は参加者も多くて白熱していました。頑張れ~!
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↑コンクールを終え笑顔を見せる生徒達。
お疲れさまでした!
本校参加者の内、金賞が27名、銀賞が24名という結果になりました。総社南の実力を存分に発揮できた結果だと言えると思います。
しかし、賞をとることだけがこのコンクールに参加する目的ではありません。他校の生徒や大学の先生に作品を見せたり、同じ空間で集中して制作したりすることがとても刺激になるのです。残念ながら受賞に至らなかった人もこの経験をバネにして次につなげて欲しいです。
僕自身もこのコンクールに参加し、生徒の皆さんから多くの刺激を受けました。また、高校時代の恩師に再会したり、大学内の自販機でカップラーメンに出会ったりと、沢山の出会いがありました。来年も行きたいなとさえ思いました。
以上がコンクールについての内容になります。最後までお読みいただきありがとうございました。
以下の文章は時間のある時にビートを刻みながら読んでいただけると助かります。
YO!YO!倉敷芸術科学大学に集結、した生徒達による対決 いつもより真剣な眼差し、それは勇者の証 恥ずかし がらずにやったもん勝ち 「賞がない」「賞もない」そんなこと言ったってしょうがない 次のショウタイム目指すための糧 それはいつか自分を守る盾 になるだけ Check it out!!