**組み木デザイナー 小黒三郎先生が講演をしてくださいました**
2018年09月28日
**組み木デザイナー 小黒三郎先生が講演をしてくださいました**
2年生 工芸Ⅰの授業45分で、作品鑑賞&講演。

幼いころ、どこかで見たり遊んだりしたことのある作品たち。


小黒先生が中学校教師・盲学校教師だったころの話や、組み木デザイナーになった経緯をお聞きしました。
目が見えない子供たちにどう美術作品を楽しんでもらうか…実際に触れることのできる作品を!という想いが組み木作品の出発点にあるそうです。
「なにか動物を描いてあげる」というリクエストに「キリン!」

キリン…?!首??
ほっこりする場面も。

運営している会社のことや注文状況のことも話してくださり、興味深かったです。
ありがとうございました!!
***美術工芸系 信州総文祭参加レポート!***
2018年09月28日
***美術工芸系 信州総文祭参加レポート!***
1ヶ月以上前のことになりますが、8月10~11日に全国高等学校総合文化祭の美術・工芸部門に参加したことを報告します(遅くなってごめんなさいっ)。
今年の全国高総文祭は信州・長野県で開催され、美術・工芸部門は上田市のサントミューゼという施設が会場となりました。岡山県からは代表生徒7名が参加しています。本校からは、3年生の小林さんと行本さんの2名が代表として参加しました。
小林さんの作品(立体) 行本さんの作品(映像)
「(声にならない叫び)」 「Paint!」
8月11日に、美術・工芸部門の各種行事が実施されました。
講演会、講評会の講師は、奇しくも5月の美工系講演会にいらしてくださった現代美術作家のヤノベケンジ先生でした。原発や放射能に纏わる御自身の作品制作活動についてお話してくださったり、作品展の中で印象的な作品について講評したりしてくださいました。
交流会では、地元高校生のリーダーシップの下他県の高校生と一緒の小グループに分かれて、お互いの作品について語り合う対話型鑑賞を行いました。約400点の代表作品に圧倒されながらも自分たちの作品について熱心に意見交換する姿は、今後の大いなる可能性を感じさせました。
行事終了後、慌ただしく帰途につきました。1泊2日という強行軍でもう少しゆとりがほしかった部分は否めませんが、その分中身の濃い充実した体験ができました。
さあ、次は2年生が来年の総文祭(佐賀県)を目指して作品制作をする番です! 県代表を目指して密度の高い作品を完成させるように頑張りましょう。
***美術工芸系 夏季デッサン講習会を行いました!***
2018年08月24日
美術工芸系ブログ
***美術工芸系 夏季デッサン講習会を行いました!***
8月18日(土)に本校美術教室で、夏季デッサン講習会を実施しました。美工卒業生3名にモデルを依頼し、全12ポーズ(クロッキー1ポーズを含む)で木炭紙大の人物デッサンを制作します。今回は1~3年生の30名程度が参加しました。大学のオープンキャンパスや授業公開と日程が重なったようで、参加人数が少なめなのはちょっと残念。
8時30分に集合した生徒は、くじを引いて自分の場所を確認します。今回は純粋なコンクールではなく、あくまで講習会なので、9時からは先生からの指導があります。画材の使い方や構図のとり方など、プリントを使用しての事前指導。
そして9時30分よりポーズ開始。
全体的には鉛筆デッサンを描く生徒が多かったようですが、中には木炭デッサンにチャレンジしている人も見られます。3年生や1、2年生の一部の生徒は7月末には裸婦デッサンを経験しているので、その反省を行かして制作してくれたようです。
16時頃にデッサンは終了、その後講評に入ります。枚数を描いているだけあって、さすが3年生は構図や骨格の捉え方、描き込みなどバランスの良い作品が見られます。しかし、今回は特に1年生の台頭が目立ちました。人物デッサンを描くのはほぼ初めてという生徒も多かったと思いますが、力強い作品が多く出来上がっていました。
デッサンは美術における基礎基本で、デッサンが上手になることがその先の技術の向上に繋がります。多くの人が考えて構図をとることはできるようになってきたと思いますが、その先の描き込みに力を入れて、材質感や実在感が見る者に届くよう、執着心をもってデッサンの練習に取り組み続けてほしいと強く願っています。
貴重な休日に1日モデルを務めてくれた、29期と30期の先輩に感謝したいと思います。ありがとうございました。
***美術工芸系の卒業生がグループ展を開催中!***
2018年08月22日
美術工芸系ブログ
***美術工芸系の卒業生がグループ展を開催中!***
28期美術工芸系卒業生有志が、20歳を記念したグループ展を岡山市で開催中です。学校にDMとメッセージが届きましたので、この場で紹介いたします。
23期の先輩方からはじまった総社南高校美術工芸系卒業生による「ハタチ展」ですが、今年で6年目を迎えます。
今年は「結」というテーマを設け、28期美工系有志16名の油画、日本画、彫刻、デザイン、工芸など多様な作品たちを並べています。高校生のみなさんにもぜひ見ていただきたい展示となっています。大学選びの参考などにもぜひ活用していただきたいです。どうぞお越し下さい!
「総社南高校28期有志 ハタチ展」
日時 2018年8月21日(火)~26日(日)
10:00~17:00(最終日は16:00まで)
場所 表町コモン(岡山市北区表町 カタヤマファッションビル2F)
お近くに行かれる際にはお立ち寄りいただき、ジャミ美工から出発した若きアーティスト達の作品をぜひともご覧下さい!
***美術工芸系 人体デッサンを行いました!***
2018年08月17日
美術工芸系ブログ
***美術工芸系 人体デッサンを行いました!***
7月28日(土)に本校美術教室で、美術工芸系の人体デッサンを実施しました。例年3年生を対象に、金曜日の午後(補習公欠)と土曜日1日の1日半を使って裸婦デッサンを描く行事ですが、今年度は豪雨災害のため変更になった模試の日程と重なってしまい、土曜日のみの1日行事として実施しました。3年生と1、2年生の希望者の計30名が参加しました。座りポーズのデッサンを1枚制作しています。
8:30 生徒集合
9:00 デッサン開始
昼食休憩をはさみ15:50まで全12ポーズ(うちクロッキー2ポーズ)
16:00 講評
16:30 終了解散
モデルさんは、昨年と同じ方が来てくださいました。ハーフでとてもスレンダーなモデルさんです。クロッキーを描いた後、早速デッサンの座りポーズに入ります。鉛筆デッサンをする生徒が多かったですが、なかには木炭でガシガシ描いている生徒もいます。
高校生が裸婦デッサンを経験できる機会はなかなかありませんので、描いている間はみんな真剣そのもの。人間の生の体のラインや、肌の質感などに迫ります。昼休みの時間は、昼食を食べ終わると、そそくさと会場に戻ってデッサンの続きを描く生徒の姿も見られました。
クロッキーを含めて全12ポーズで終了です。最後は作品を並べて簡単な講評会を行いました。参加した生徒からは、「楽しかった~」という声が聞かれ、反省とともに充実した気持ちをもつことができたようです。
この日は台風が接近していることもあったので、終了後は急いで解散しましたが、このような美工系ならではの行事を大切に実施していきたいと強く感じました。
***美術工芸系 人体デッサンを行いました!***
2018年08月1日
美術工芸系ブログ
***美術工芸系 人体デッサンを行いました!***
7月28日(土)に本校美術教室で、美術工芸系の人体デッサンを実施しました。例年3年生を対象に、金曜日の午後(補習公欠)と土曜日1日の1日半を使って裸婦デッサンを描く行事ですが、今年度は豪雨災害のため変更になった模試の日程と重なってしまい、土曜日のみの1日行事として実施しました。3年生と1、2年生の希望者の計30名が参加しました。座りポーズのデッサンを1枚制作しています。
8:30 生徒集合
9:00 デッサン開始
昼食休憩をはさみ15:50まで全12ポーズ(うちクロッキー2ポーズ)
16:00 講評
16:30 終了解散
モデルさんは、昨年と同じ方が来てくださいました。ハーフでとてもスレンダーなモデルさんです。クロッキーを描いた後、早速デッサンの座りポーズに入ります。鉛筆デッサンをする生徒が多かったですが、なかには木炭でガシガシ描いている生徒もいます。
高校生が裸婦デッサンを経験できる機会はなかなかありませんので、描いている間はみんな真剣そのもの。人間の生の体のラインや、肌の質感などに迫ります。昼休みの時間は、昼食を食べ終わると、そそくさと会場に戻ってデッサンの続きを描く生徒の姿も見られました。
クロッキーを含めて全12ポーズで終了です。最後は作品を並べて簡単な講評会を行いました。参加した生徒からは、「楽しかった~」という声が聞かれ、反省とともに充実した気持ちをもつことができたようです。
この日は台風が接近していることもあったので、終了後は急いで解散しましたが、このような美工系ならではの行事を大切に実施していきたいと強く感じました。
美術工芸系進学講演会 開催延期のお知らせ
2018年07月9日
この度の豪雨災害により、本校の予定も大きく変更になりました。
7月11日(水)の午後に予定しておりました
美術工芸系進学講演会につきまして、開催を延期させていただきます。
美術工芸系や美術部の生徒の皆さん、そして参加を考えられていた
保護者の皆様、大変申し訳ございません。
講師をお願いしております京都アートスクールの先生とも
相談いたしまして、今後可能なところで実施できるように
調整していきたいと考えております。
日程等が決まりましたら、このブログ等で連絡いたします。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
***平成30年度 中学生体験講座を行いました!***
2018年06月21日
美術工芸系ブログ
***平成30年度 中学生体験講座を行いました!***
6月9日(土)に本校美術教室で、美術工芸系の中学生体験講座を実施しました。
総社市、岡山市、倉敷市、浅口市、笠岡市、吉備中央町、矢掛町、和気町など、岡山県内23の中学校から34名の中学生が講座を体験しました(デッサン29名、クラフト5名)。保護者の方も大勢見学してくださり、ありがとうございました。
9:00 本校玄関に集合後、美術教室に移動
9:15 説明
9:30 実技講習 デッサン…石膏像の木炭デッサン
クラフト…石膏オブジェ(ペーパーウェイト)の制作
12:00各教室で講評・片付け・アンケート記入・連絡
12:20終了解散
こちらは石膏像の木炭デッサン。
木炭の使い方やバランスの測り方、描き方を体験してもらしました。
参加した中学生の表情は真剣そのもの。初めて握る木炭にとまどいながらも、一生懸命デッサンに取り組みました。
担当教員から個別指導やアドバイスも受けました。

最後には、簡単な講評会も行いました。短時間のデッサンでしたが力作が多く見られました。
こちらはクラフト。少人数だったので、和気あいあいとした雰囲気で行いました。
まずは石膏でできた立体作品に実際に触れてみます。
①油ねんどを使って、ペーパーウェイトの原型を作ります。

②原型ができたら、石膏をといて型どりをします。

③石膏が固まったら、中のねんどを抜き出します。
④ねんどを抜いた穴に石膏を流し込み、硬化を待って割り出しをします。
担当教員と手伝ってくれた実習生。息がピッタリ!
割り出すと、中からこんな作品が姿を現しました!(おむすびと、船かな?)

石膏の硬化に時間がかかり、クラフト班は少し時間オーバーしてしまいました。ごめんなさい。
参加された皆さんには、美術工芸系の教室の様子や授業の雰囲気が具体的に伝わったことと思います。今回の体験が、モノづくりの楽しさをより身近に感じていただく一助となれば幸いです。
6/9(土)美術工芸系「中学生美術体験講座」について
2018年06月6日
美術工芸系では、6月9日(土)に「中学生美術体験講座」を予定しています。
県内の各中学校に案内を送付しておりますので、中学校の先生から申し込みを
していただくかたちで受け付けております。
今年度に関しては、案内の送付が遅れ申し込み期間が短くなってしまいました。
大変申し訳ありません。
今回の講座に関して、参加予定者の方からいろいろと問い合わせをいただいて
いますので、この場をかりて説明させていただきます。
美術工芸系「中学生美術体験講座」
日時:平成30年6月9日(土) 9:00~12:20
※8:30~9:00までに、総社南高校玄関に集合してください。
内容:A デッサン(木炭)/ B クラフト(石膏オブジェ)
※中学校からの申し込みの時点で、AかBの希望を出していただいています。
参加費:無料
準備物:(全員)上履き、下足を入れるビニール袋
A デッサンに関して、木炭、用紙などの描画材料は当方で用意いたします。
B クラフトに関して、衣服保護のため、エプロン、手を拭くタオルなどを各
自ご用意ください。
持参作品があれば、本校美術教員が講評いたします。
中学生の皆さん、参加申し込みをしてくれてありがとうございます。
我々も楽しみにしておりますので、気をつけて来校してください。
美工ブログ『教育実習生、現る!』其の②
2018年06月4日
こんにちは。
前回の富嶋先生に引き続いて、今回の美工ブログは
教育実習生の堤がお送りします。
私が先日行った研究授業について紹介したいと思います。
題材名は『油絵入門~静物画を描こう~』。
みなさん油絵を描くのは初めてということで、このような題材名になりました。
油絵の楽しさを知ってもらい、制作に慣れることを目標にしています。

私は1年生美術選択者の授業を担当しました。
構図の取り方や道具の使い方等を説明しつつ授業を進めます。

説明に時間を割きすぎたのは反省点の一つです、

↑制作の様子。真剣にモチーフと向き合っています。
何年も前、私も高校1年生の時ここで油絵の授業を受けました。
初めて触れる画材を前に期待半分、不安半分だったことを思い出します。
きっと今回授業を受けた生徒の皆さんも同じ気持ちのはず!
あの時の気持ちを忘れず、授業に生かしたいです。
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