美術工芸系ブログ
5月21日(土曜日)
美術工芸系類型行事
第1回美術工芸系講演会を行いました。
テーマ「民藝(みんげい)」について
講師; 倉敷民藝館 学芸員 森原 絵理香 さん
美観地区にある倉敷民藝館と、岡山の民藝について講演をしていただきました。
「民藝」とは?
「民衆的工芸品」という意味の言葉。
私たちの暮らしの中で使われる丈夫で美しい品々、「用の美」を備えているものを民藝品と呼ぶそうです。
日常生活の中で使うものには、用途に直接結びついた美が備わっていると考えたところに「民藝」という考え方の特色があるのだそうです。
たとえば染物、編み物、焼き物、器やガラス。かご編みなどなど…。実物を見させていただきました。
うーむ、生活と共にある民藝…。心の豊かな生活になりそうですね。
生徒からの質問にも答えていただきました。抜粋。
「外国のものもたくさん倉敷民藝館には展示されているということですが、どうやって企画し展示するのですか?」
全国にある博物館や美術館と収蔵品を貸し借りしたり、館内収蔵品で企画を組むのだそうです。なるほど~。
また、倉敷をはじめ岡山県下でも多くの作家さんが民芸品を作っているそうです。
若手の作家も頑張っているのですね!!!勇気がもらえます!!
展覧会と、日常生活の見え方が変わりそうですね。
ありがとうございました!!!!