美術工芸系 秋季校外学習会(兵庫県立美術館鑑賞)を実施しました。
実施日:10月31日(土)
場 所:兵庫県立美術館(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1)
日 程: 8:30 総社南高校 玄関集合 本校発
11:30 現地着 ~ 入館
12:00 鑑賞活動
14:00 館内集合点呼 ~ バス乗車、現地発
16:00 神戸ハーバーランド発
18:30 JR.総社駅着 ~ 本校着
参加者:46名(1年20、2年22、引率教諭2)
美術工芸系では、秋季校外学習を11月に行っています。兵庫県立美術館の特別展「パウル・クレーだれにも ないしょ」展を鑑賞しました。
今回の展示ではクレー愛蔵の「特別クラス」40点が大集結!
『パウル・クレーほど、「秘密」を愛した近現代の画家はいない』と言われるほど、彼の絵は謎に満ちています。クレーの絵には矢印などの記号が散りばめられていたり、また下塗りの下にもう一つのイメージが隠されていたり・・・。そして「秘密」の世界に通じた存在として子どもや動物、また天使を描いた作品も数多く出品されていました。
お互いの意見や感想を話すことで、それらの「秘密」を読み解き、絵の見方を深めることができました。
ある生徒同士の会話の抜粋・・・
「これって、生まれる前の世界かな?対で左右にあるし、双子?」
「けどこっちの方は、色がくすんでいるよ・・・?」
「上に引っ張られてる感じもするし、天国に近い位置にいるってこと・・・?」
「「と、いうことは・・・こ、こわい・・・!!!」」
パウル・クレーはいろいろな謎をこちらに投げかけてくれますね。
彼の独自の、色面や形、線の織りなす世界を堪能することができました。
兵庫県立美術館の後は神戸ハーバーランドに行きました。
みんな都会の神戸っぽい雰囲気に、大興奮。
ちょうどハロウィーンということもあってか、仮装した人もたくさんいました。
(ちなみに、バス車内でも道中盛大にお菓子交換が行われていました・・・)
また神戸ビエンナーレも行われており、公共空間に置かれた作品も鑑賞することができました。
天気も良く、事故もなく帰ってくることができ安堵しております。