初めての硬式野球リーグ戦
春の甲子園大会へつながる県大会の地区予選が行われ総社南高校も出場しました。
VS 高梁高校 5:4 要所で好調の2年池田君の活躍で薄氷を踏む思いの勝利。
VS 倉敷天城 9:1 1年安原君の文字通りの粘投が光る。相手校の好投手を最後に攻略して何とか勝利をもぎ取る。
VS 倉敷商業 2:9 前半は持ち前の粘りの攻撃と守備でついていく展開。6回に記録に表れないいくつかのミスと相手校の集中打で試合を決定づけられて敗退。
これで予選リーグを2位通過となり、決定戦に参加して県大会出場を狙う。いつものことだが、試合後のミーティングでの監督の言葉は短い。倉敷商業戦後も、野球に疎い新参者にはわからないことがあるほど短い。
「わかっとんか。惜しい試合を落としたんだ」得点差はそのまま力の差だと思う。どこが、惜しいのだろう。
「弱いチームが強いチームに勝つには・・・」熱く語られる方法はインチキや奇襲ではなかった。いつもと同じことを少し高いレベルで要求している。新参者には弱いチームを強いチームにする内容にしか聞こえなかった。
ミーティングは立ったまま、10分も経たず終わった。敗戦をひきずりながらも、選手は敗戦を次の試合に勝つために振り返り始めた。他校を知らない新参者はこのチームより高いレベルのチームを知らない。ただ、監督のレベルこのチームより、はるかに高いことだけはわかる。