地域と連携した「高校魅力化」フォーラムで発表しました

11月14日に岡山大学で実施されたこのフォーラムで県内14校の1校として総社南高校も発表してきました。「社会貢献活動を通じた地域参画への取組」と題して第1学年の未来探究を報告し、1年生2名が社会貢献活動報告会のポスター2枚を発表しました。

アートの心を育てる

 

学習支援 in 清音小

発表した生徒は聞いていた高校生や大人たちから意見をもらいました。「わかりやすかったが、何が伝えたいのかがわからなかった」といった厳しい意見もありましたが、「自分の言葉で語れていて引き込まれた」「提言を考えて発表するなんて自分のこととして課題を考えられていてすごい」「プレゼンの4つの基本ができていてわかりやすかった」など、身に余る言葉もありました。

こんな会場でした

取材も受けました

自分たちの発表は最初の時間帯だったので、終われば他校の発表を聞くことができます。そこで、2人の1年生は圧倒されます。たった2つしか違わない高校生が、地域を語り、行動し、圧倒的な説得力で報告する姿を昼休みには説明してくれました。「すごいわ、あの人」とため息をつく2人に「負けてないよ」と思い、笑顔になりました。

発表も聞きました

食べてから気づきました。撮ってから食べるべき

そこから驚くことが連続です。食堂では今年卒業した工学部の先輩にばったりと出会いました。元野球部なので私がわかりました。食堂から出て2人の興味がある教育学部に行ったとき、道路で声を掛けられました。何だろうと思うとまたしても教育学部の先輩で、こちらはダンス部つながりで後輩を見つけ、驚いて声を掛けてくれたようです。ダンス部は卒業してからも指導に来てくれているんですね~。本校の先輩たちは真面目に勉強しているようです。よしよし。フォーラムに帰ってから講演の後は、教員と生徒が別れてのワークショップとなりました。そこで、生徒2人は先ほど圧倒された他校の生徒と知り合いになり「ほめてもらった」と喜んでいます。若い力はたくましいですね。もっとも、2人は名刺を渡されて目を白黒させ、「やっぱり、すごいわ」と再び圧倒された様子です。高校生でも大人と本当の協働をすることができる。この衝撃が本校の生徒に深く広く響いてくれれば、全ての生徒がきっともっと成長してくれると確信しました。