***第一回美術工芸系講演会を開催しました***
講師略歴:石井 希 ペーパークラフトアーティスト/ペーパーからくり作家/ペーパークラフト作家/デザイナー/アクセサリー作家 1979年 岡山県倉敷市生まれ 東京都在住 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業
舞台美術を学んでいた在学中、からくり仕掛けの舞台装置に衝撃を受け、木でからくり作品をつくりはじめる。卒業後、より身近な素材である紙に目を向け、ペーパーからくりの制作を開始。kuralica (くらりか)を立ち上げる。 展示会やイベント出展、ワークショップ、講演、ペーパークラフトの設計・制作、デザイン、イラスト、アクセサリー制作等、幅広く活動中。 〔本校美術工芸系10期生〕
日 時:5月21日(火)13:20~15:00
場 所:本校北棟4階工芸教室
対 象:本校美術工芸系1.2.3年生 教職員
演 題:「ものづくりと仕事」
最近の主な仕事:
2016年TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」セット装飾・小道具制作
2017年Benesseこどもチャレンジ教材映像 美術セットデザイン・制作
2018年SEEDプレミアムコンタクトレンズTV―CM美術造形デザイン
2018年日本郵便ふみの日イベント2018 in イオンモール幕張副都心ステージワークショップ
2018年テレビ東京TVチャンピオン極~KIWAMI~「ペーパークラフト王決定戦」出演
2019年フジテレビFNS番組対抗オールスター春の祭典目利き王決定戦 紙の椅子制作 など
今回の講演は石井先生の「ものづくりと仕事」をテーマとして大学卒業から現在までの仕事を、実際の作品を通してお話いただきました。また、後半ではワークショップを行いペーパークラフト作品を生徒全員で完成させました。
○講演会後の生徒たちの感想より
・自分がどんな状態にあっても、自分が出来ることを探し、そして実行することが大切。
・美術工芸系の先輩が世界中で活躍されていることを肌で感じて、とてもモチベーションが上がった。
・「がんばっても出来ないこともある。」の裏には「がんばれば出来ることもある」という意味も隠れている。
・クリエイターとして活動するには、技術やコミュニケーション能力だけでなく、企画・進行・プレゼンをする力や自分が表現したものを正確に言葉にして人に伝えられる力など多様な能力が必要とされることがわかった。
Nozomi Ishii 石井希 @kuralica_nozomi Instagram より抜粋