***美術工芸系 夏季デッサン講習会を行いました!***

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***美術工芸系 夏季デッサン講習会を行いました!***

8月18日(土)に本校美術教室で、夏季デッサン講習会を実施しました。美工卒業生3名にモデルを依頼し、全12ポーズ(クロッキー1ポーズを含む)で木炭紙大の人物デッサンを制作します。今回は1~3年生の30名程度が参加しました。大学のオープンキャンパスや授業公開と日程が重なったようで、参加人数が少なめなのはちょっと残念。

8時30分に集合した生徒は、くじを引いて自分の場所を確認します。今回は純粋なコンクールではなく、あくまで講習会なので、9時からは先生からの指導があります。画材の使い方や構図のとり方など、プリントを使用しての事前指導。

そして9時30分よりポーズ開始。

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 全体的には鉛筆デッサンを描く生徒が多かったようですが、中には木炭デッサンにチャレンジしている人も見られます。3年生や1、2年生の一部の生徒は7月末には裸婦デッサンを経験しているので、その反省を行かして制作してくれたようです。

 16時頃にデッサンは終了、その後講評に入ります。枚数を描いているだけあって、さすが3年生は構図や骨格の捉え方、描き込みなどバランスの良い作品が見られます。しかし、今回は特に1年生の台頭が目立ちました。人物デッサンを描くのはほぼ初めてという生徒も多かったと思いますが、力強い作品が多く出来上がっていました。

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 デッサンは美術における基礎基本で、デッサンが上手になることがその先の技術の向上に繋がります。多くの人が考えて構図をとることはできるようになってきたと思いますが、その先の描き込みに力を入れて、材質感や実在感が見る者に届くよう、執着心をもってデッサンの練習に取り組み続けてほしいと強く願っています。

 貴重な休日に1日モデルを務めてくれた、29期と30期の先輩に感謝したいと思います。ありがとうございました。