土曜講座の午後を利用して、倉敷の美術館巡りを行いました。
倉敷市立美術館で開催の倉敷芸術科学大学卒業制作展の見学において、各学科の学生さんから作品を前に解説を詳しく伺いました。大学生が社会とどのように向き合おうとしているか、作品制作と研究の発表とはどのように行うものなのかを理解する上で役立ったのではないかと思います。高校生には、将来美術系の大学に入学して何を成すべきか、今から心構えを持って欲しいとも思いました。
大原美術館では、日本が西洋文化を吸収したかたちや歴史を学び取り、今授業で行っている絵画模写の参考になればと思いました。
今回は短時間であり、作品の歴史的な背景を感じながら、一つの作品にゆっくりと対峙できる機会とはなりませんでしたが、故有って残されてきた名画に触れる機会を今後増やし、鑑賞力を次第に高めて欲しいと思います。
実施日 :1月25日(土)13:00~17:00
参加生徒:美術工芸系生徒18名
内 容 :倉敷市立美術館(倉敷芸術科学大学卒業制作展)
加計美術館(吉備国際大学修復学科展)
大原美術館(本館・新館・工芸館常設展)