国際講演会「マレーシアって素敵!」

7月14日(水)7,8限に2年生国際系の生徒対象に講演会がありました。講師は元JICA青年海外協力隊員の光島宏美先生とマレーシア人のマックスさんご夫妻です。

マレーシアの民族衣装で登場。

 

マレーシアで青年海外協力隊員として活動したときの経験や、インドネシアでの災害支援の様子、マックスさんのボルネオ島での暮らしなどから、世界の恵まれない国々の現状を知るとともに、いかに日本での自分たちの暮らしが恵まれているかを再認識しました。

そして、生きるということについて考えました。「これをやってみたい」、「私がワクワクするのはこういうとき」を書いたワクワクリストを作成し、夢をもつこと、愛を伝えること、自分らしく生きることの大切さを感じました。

ワクワクリスト作成中。

 

最後はみんなでマレーシアの民族ダンスを踊りました。

多くの学びと楽しさでいっぱいの講演会でした。

バグース! ※マレー語で「すばらしい」という意味。

 

<生徒の感想より>

・自分がどれほど恵まれた環境にいて、何不自由なく快適に幸せに暮らせていることのありがたさを痛感した。「もし世界が100人の村だったら」という動画を見て、自分の周りで当たり前なことが少し外に出れば全く違うことを知り、今恵まれた環境で学び、生きている時間を無駄にしたらいけないなと思った。マレーシアの人々の生きることは食べること、家族を愛すること、宗教が違っても争わないといった考え方はとても素敵で、物質的には豊かでなくても、心が幸せであたたかいなあと感じ、もう一度自分の行動を振り返り、彼らの考え方を取り入れたいと思いました。

 

・講演を聴いて、文字が当たり前のように読めて書けることも、屋根のある家で毎日お風呂に入れてご飯が食べられて安心して眠れることも、学校に行けることも、とても恵まれていることなんだなと思った。私は光島先生のように将来自分が今までもらったものを他の人に少しでも分けてあげられたらいいなと思った。