GOTO甲子園!

残念無念である。難敵、関西高校に9回裏2対1のさよならで負けてしまった。
先手を取ったのは総社南だった。初回、先頭バッターの渡邉くんが貴重な出塁を果たし、それが得点に結びついた。以降は双方ともチャンスを作れても、なかなか得点が入らない展開であった。初回から3回までを9人で抑えた瀬島くんの快投を筆頭に、石井くん、荒木くん、横山くんとつないで好ゲームを演出した。
敢えて、負けた原因を考えるならば、失点のきっかけはいつもミスだったように思う。勝負事にたらればは論外だが、教育活動なので言わせてもらえば、実は多くの準備不足があり、そのいくつかが失点に結びつき、また、チャンスをつぶしたのだ。監督に言わせれば、負けた原因はいつも采配だと言うが、そればかりでもあるまい。
ところで、負けた試合の理由はいくらでもあげられるが、その反省を次につなげられるチームは少ない。勝った試合のそれはもっと難しい。だが、今日の総社南はチームと呼ぶにふさわしく、全員で戦い、先週の試合とは明らかに違うステージに立っていた。伝説が始まったかはまだわからない。しかし、もし伝説という名の伏龍がいたとしたら、その確かな爪痕を残した大会であった。