美術工芸系ブログ~実習生の巻~
みなさん、こんにちは!
前回の森山先生に引き続きまして、今回は実習生の多田が美工ブログを担当させていただきます。
今回は教育実習生の授業の様子を紹介させていただきます。
最初は森山先生から
森山先生は2つのクラスの授業を担当されました。
2年生美術選択者の授業では、ブロンズ粘土を使い半分にしたピーマンを制作しました。
実演しながら生徒に作り方を教えていきます。
最初はピーマンの形を大まかな形に置き換えて形を作っていくことがポイントだそうです。
生徒の皆さんも真剣に見ています。
説明が終わるといよいよ制作を始めていきます。
制作の様子を見てまわり、一人一人にアドバイスをしていきます。
大学では主に木彫をされている森山先生いわく、
「彫刻って彫り方でその人の性格がだいたい分かるんだよね~」
とのことです。
優しいタッチで進められているね、と声かけれられると嬉しいですよね!
そして2週間で完成した生徒の皆さんの作品がこちら!!
ピーマンってこんなにもいろんな形があるんですね!
よくピーマンの形を観察して作られています。
ブロンズ粘土は乾燥すると磨いて光沢を出すそうですよ~
もう1つの森山先生の授業は、美工3年生のデザイン専攻の生徒への授業です。
ポスターを見て、込められたメッセージを想像していきます。
まずは自分でポスターの意味を考えて、それからグループで意見を出し合う活動になります。
予想もしていなかった意見が生徒の皆さんから出てきて、発想力が豊かだな~と感心してしまいます。
次に坪井先生の授業の様子を紹介していきましょう
坪井先生は1年生美術選択者への授業で、油絵で静物画を描く授業を担当されました。
まずはエスキースや下描きの描き方から説明します。黒板に描くのですら上手いっ!!
油絵は用具や手順が多くて意外と大変なんです!
でもしっかりと1つ1つ丁寧に説明していきます。
おつゆ描きという、油絵の描き始めの段階の様子です。
生徒全員に声をかけながら励ましたりアドバイスしたりしていきます。
いい感じに進んでいますね~!
週1回という限られた授業の中でどうやって生徒と接するか難しいところではありますが、坪井先生流の教え方で生徒の皆さんもだんだん打ち解けていました。
授業での説明用にこれだけの参考作品も作られていました。熱心ですよね!
最後の授業で「僕のことは忘れても、油絵の描き方は忘れないでください」
との名言(迷言?)を残されていましたが、坪井先生のことも忘れないであげてください。